オルタナティブ・ブログ > 成迫剛志の『ICT幸福論』 >

”情報通信テクノロジは人々を幸せにする”を信条に、IT業界やアジア・中国を見つめていきます。

堀江貴文著 ゼロ

»

これまでほとんど手にしたことが無い(=買ってまで読んだことが無い)堀江貴文氏の著書。ふと本屋で目にとまり買ったが、思いのほか面白かったので紹介したい。

ゼロ(ダイヤモンド社・堀江貴文著)

ホリエモンこと堀江貴文氏が「働くこと」について語っている、同氏のこれまでの本とは全く異なる著書である。
幼少期の厳しい両親のもとでの環境と経験、中学時代のパソコンとの出会い。高校時代の堕落した生活とそこから立ち直っての東大合格。インターネットとの出会いと起業。急速な成長、時代の寵児ともてはやされ、そして逮捕。実刑判決を受けての収監。
それらの経験を通してなお一貫して持ち続けている彼の「働くこと」についての考え方。決して浮ついたものではなく、拝金主義でもない、堀江貴文氏の真っ直ぐな思考を垣間見ることができる。

その考え方は、大いに共感できるものであり、また僕が仕事などで時々イライラしてしまう出来事に遭遇した際に思うことであり、同じ感覚を持っていたんだ、とホットするものだった。

ただし、書かれていることの多くは、トーク番組で話すような内容であり、深堀されたものというよりは堀江貴文氏の思うこと、考えていることを羅列しているのみであり、深い内容を期待する人にはお勧めしない。

以下にキーワードを紹介しておく。

多くのビジネスマンは、自らの「労働」をお金に換えているのではなく、そこに費やす「時間」をお金に換えているのだ。 有限かつ貴重な時間を、無条件で差し出さざるを得ない状況。時間以外のリソースをなにも持ちえていない状況が、根本原因なのだ。 自分は「時間」以外のなにを提供できるのか、もっと真剣に考えなければならない。
仕事でも勉強でも、あるいは恋愛であっても、人は「できない理由」から先に考えると、どんどんネガティブになっていく。 ネガティブに「できない理由」を考えて好転する物事など、ひとつもない。
仕事が嫌いだと思っている人は、ただの経験不足なのだ。
感情で物事を判断すると、ロクなことにならない。ましてや、感情で経営するなんて言語道断だ。
「悩む」とは、物事を複雑にしていく行為だ。ああでもない、こうでもないと、ひとり悶々とする。わざわざ問題をややこしくし、袋小路に入り込む。ずるずると時間を引き延ばし、結論を先送りする。それが「悩む」という行為だ。 一方の「考える」とは、物事をシンプルにしていく行為である。
前に進む3つのステップ 1)挑戦・・・リスクを選び、最初の一歩を踏み出す勇気 2)努力・・・ゼロからイチへの地道な足し算(ゼロに何を掛けてもゼロ) 3)成功・・・足し算の完了 この小さな成功体験を積み重ねていった先に、成長がある。
Comment(0)

コメント

コメントを投稿する