CPUとGPUで悩む。。。
皆さん、こんにちは。 日本IBMの柴田です。
多忙のせいと自分に言い聞かせながら更新が遅れておりました。 今後はしっかりをと更新していこうと心に決めました!!!
ここ数年来、HPC業界では流行のキーワードとして「GPGPU(General-purpose computing on graphics processing units)」があります。
皆さんがお使いのPCにもグラフィックカードが搭載されていますが、そのグラフィックカードに搭載されているプロセッサを計算リソースに利用するというのがHPC的な利用方法です。 このGPGPUは、ATI社やNVIDIA社製のものがメジャーかと思います。この2社の名前聞けば「お、自分のラップトップにも入っているぞ。」と思った方も多くいらっしゃるはずです。
その昔、PC9800シリーズを使っていた方であれば「コプロセッサ」というオプションをつけて計算リソースを稼いだという方もいらっしゃると思いますが、GPGPUは何となくそんなイメージなのかな。。と思ったりしています。
GPGPUは、ハードウェアがその名の通り誰でも入手可能なのですが、これを使って計算アプリケーションを開発するのはまだまだ高度な技術といえます(もっともHPCの世界ではそれでOKなのですが。。。)が HPC goes mainstream を考える柴田としては。。
悩みます。
当然弊社でもGPGPU搭載サーバーが販売しているのですが、とりあえず導入したらなんでも計算が速くなるわけでは無いのです。。
そこで弊社では、サーバーを販売する際に購入できるサービスとしてお客様のアプリケーションをGPUを使って高速化するためのサービスを提供しています。 このサービスも突破口なのですが。。多くの人にGPGPUを購入してもらうにはもう一工夫が必要なのです。
その答えは何となくわかってきたので、まとまったらこのブログでも語っていきたいと思います。