2011年末を分析して分かった、現時点でのGoogleの上位表示に効果的なポイントとは?他SEO関係+2記事
今週の過去記事ラウンドナップは、SEO関係です。
海外の検索エンジンマーケティングサービスで最も有名なうちの1つ「SEOmoz」が、2011年のGoogle検索結果を分析して「ここが重要だろう」というポイントをレポートにしています。これを翻訳したところ大反響です。SEOに携わる方は是非見てみて下さい。
また、それ以外にも最近Googleが入れた「レイアウト分析アルゴリズム」について、その対策情報などをまとめました。今後のSEO対策をうらなう上で役に立つのでは無いかと思います。
SEOやSEMに興味のある方はぜひ以下の記事をご覧下さい。
SEOmoz発表、2011年のGoogle上位表示はここが大事だった
2年に1度SEOmozが発表している「検索エンジンの順位決定要因調査」が今年も発表されました。
これを重要部分を抜粋した上で翻訳してご紹介します。
2年前はドメインオーソリティが最も大事でしたが、今はどうもページレベルのリンクが重要視されている模様。また、リンクの量より質を見ている傾向がやはり強いようです。
SEOmozは「Linkscape(OpenSiteExplorer)」というツールを提供しており、その中でTrustRankやMozRankといった、GoogleのPageRankのようなものを独自に出しています。
そしてこのMozRankなどは、
PageRankや実際のGoogleの検索結果とつじつまが合うように
定期的にアルゴリズムのメンテナンス
を行っています。
その中で得られたデータ、それを今回まとめて公開しています。
なので、感覚値では無く大量のデータを元にしたきちんとした定量的な調査です。
Google対策としてどのようなことを今行うべきか知りたい方にお勧めです。
→ 「SEOmoz発表、2011年のGoogle上位表示はここが大事だった」はこちら
「ページレイアウトが検索順位に影響するようにします」
突然発表のGoogleアルゴリズム変更への対処法。
Googleが、ユーザがより使いやすい検索結果を提供するために、ページレイアウトも指標に使うという発表をしました。
この「ページレイアウト分析アルゴリズム」ですが
- 検索順位の決定指標となっている200以上ある項目の中に
- ページの中のコンテンツ部分までの時間的・空間的距離、という項目も入れる
- 特に、ページを開いたときに見える範囲(AboveTheFold)が大事
というものです。
ここが例えば上部に広告やリンク集などの、コンテンツ以外の部分が多く書かれていて、肝心のコンテンツまで「時間的にも」「空間的にも」たどり着くまでが遠いと、順位的にはマイナスになる可能性があるとMattCutts氏が述べています。
これに対応するための、ツールを2つご紹介します。検索エンジンからの集客を重視している方におすすめです。
→ 「Googleページレイアウト分析アルゴリズム」対策で便利なツール?
バックリンクの質の判断基準とは
SEOに関わったことのある方は、「被リンク」「バックリンク」などという言葉を必ず耳にしたことがあるかと思います。
今回はその「被リンク・バックリンク」の価値についての記事です。
SEOに詳しい方には、おさらいのような内容になるかもしれません。
ですが、そうでない方にはぜひ押さえて頂きたいポイントです。
自社に貼られているリンクのうち、どれが効果的でどれがそうではないのか。知っておくことで戦術は大きく変わってきますよね。
終わりに
Googleがどんどんとパーソナライズ検索を推し進めていますが、だからといってSEOに価値が無くなるわけではありません。
現在発表されている状況であれば、パーソナライズが適用されるのは,しばらくは本当に一握りの人です。
また、良いコンテンツを造ってそれを効率よく伝播させるという意味でのSEOは、パーソナライズが進んでもそのまま生き続けます。
「死んだ」という言葉に踊らされず引き続き追いかけることを、マーケティング担当の方にはお勧めします。
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