ユーザビリティ改善?、そんな時に役立つ「CRAP」という概念
別ブログのクロスポスト、です。ユーザビリティを改善するという、ある種漠然とした課題に対して、考えておくと便利な4つのポイントについて解説しています。
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ユーザビリティコンサルタントを行なっているUserFocus社のブログから、ユーザビリティデザインに関する4つのポイントです。
これ以外にもユーザーインターフェイス設計をする際に考えておきたいポイントはありますが、まずはこの4つのポイントを押さえておくのがいいのではないかと思います。
▼A CRAP way to improve usability
具体的には以下の4つで頭文字をとってCRAPですね。
- コントラスト(Contrast)
- 繰り返し(Repetition)
- 整列(Alignment)
- 近似(Proximity)
コントラスト(対比)
- コントラストを意識することによって、ユーザに大事なものとそうでないものを直感的に伝えられる
- 次に起こして欲しい(起こすべき)アクションを伝えられる(予め殆どの場合こちらを選択するだろうというものなど)
- ケースバイケースというわけではなく「文字の太さを変える」「色を薄くする」などセオリー的なものがあるので、まずはそれを考慮するべき
繰り返し(一貫性)
- 同じコンテキストでは同じアイコン、フォントに見出しやリンク、リストのデザインを使う(デザインのガイドラインを作る)
- WEBの場合は、ユーザはすでにたくさんのサイトを見ており、一般的にはHTMLのボタンなどのデザインはデフォルトのOSUIを使っている。
そのため、ユーザエクスペリエンスの観点からデフォルトを基本的には使うべき。 - 見出しの位置や検索ボックス、ページナビゲーションの位置も同様
- 悩んだら実際にユーザが実行しているところを想像し、それをサポートするにはどうしたら良いか?と考える
整列
- 整列は実はかなり大きな効果を持っている
- 物と物とをつないだり、グルーピングするということにおいて力を発揮する
近似
- 人間はモノを把握しようとする時に、個々の要素ではなく、グルーピングされているであろう塊ごとに見るようだ(とゲシュタルト派は強調している)
- 近くにあるものは関係があるものだと思うものだ
終わりに
ユーザーインターフェイスデザインというのは、デザインの真骨頂だと私は思っています。
デザイン=コミュニケーションツールだと思っているので、ユーザとツールを結びつける「インターフェイス」という部分はまさにデザイナーの腕の見せ所です。
直感的な操作をいかにして実現するかは、ノーマン氏の著作などにもありますが、WEBだけではない人間のエクスペリエンスや、脳がどのように形や色彩を意識するかなど、いろいろな要素がからみ合ってきいます。
おそして恐らく人種や民族、文化的な要素でも違うでしょう。
深いです、なので大好きです。ちょっとユーザビリティ関係をさぼっていたので、情報感度を上げていかなきゃなぁと思っています(いいブログなどあったら教えて下さい(^_^)
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