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Googleのサイト信頼性エンジニア(SRE)がプライバシー侵害で解雇

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GooglesrcSearch Engine Journalによると、SREの David Barksdale氏が、個人的な興味と利益のためにユーザのデータを閲覧したとのことです。

▼Google Fires Engineer For Privacy Violations | Search Engine Journal

SRE というのはサイト信頼性エンジニア(Site Reliability Engineer)のことです。

少なくとも4人の被害者がはっきりしているようです。

例えばその1人は、コンタクトリストなどの個人情報を閲覧され、バディリストのアンブロックを外され(元々David氏をブロックしていたのでしょうか?)、勝手にそのユーザのガールフレンドのデータを見られたとのこと。

侵害の内容としてどのくらい重いか分かりませんが、Googleとしてはこういったことが再度行われないように、社内のプライバシーポリシーの仕組みを強化していく方針です。

SREというのは何をしているのか。

SREは、サービス全体の品質向上及び品質管理をやるような仕事です。
システムのメンテナンスもあれば、システムの機能向上まで幅広いようです。

Googleの資料に、SREがどんなことをやるかについて書かれている物があったので、一部抜粋します。

▼That Couldn't Happen ToUs... Could It?[PDF]

これによると、SREがやるべきことは、

サービスサイトをダウンさせない

  • 何があっても
  • サービスサイトが使えない?何があってもそれは私たちの責任

で、特徴としては

大きな規模での仕事

  • たくさんのサービスがある
  • データの量は膨大
  • 機器もたくさんある
  • だがそれほどたくさん担当者がいるわけではない(1人に対して4,000台の機器)

競合する要求のバランスを取っていく

  • 使いやすさと使ってもらいやすさを向上させる
  • 機能をより良くする
  • 使った際の効果をより大きくする
  • 新しいサービスに挑戦する

といったことがあるようです。

この資料にはそれ以外にも、どうしたらトラブルを減らせるかなどの指針が簡潔にまとまっていますので、面白いです。また、最後の方にちょっと衝撃的な画像もあります(^-^;

SREになるには合計8回の面接!

かなり重要な職のようですね。
受験をした方のブログもありましたが、合計8回の面接がある模様。

中身は、いわゆるIT系の知識はもちろんフェルミ推定のような知能そのものを試す問題もあるようです。

体験された方のブログがあります。

面接内容紹介:Googleplex(グーグル本社オフィス)

これは、ひと味違いますね…。

Googleで働くのは夢ですね。まずは英語ができないのでスタート地点にも立てていませんが…(^-^;

それはそれとして

  • Googleの監視プログラムが優れているから、この件をきちんと発見できたのか
  • 実はまだまだ穴があって、もっとたくさんの同様の人間がいるのか

どちらかによって、さまざまな部分に影響が出てくると思いますので、Google社にはきちんとした対応を期待したいですね。

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