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Appleからの9月のお告げの前に考えておきたいこと~ヒントはドイツに

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iPodがソニーを抑え携帯オーディオプレイヤー市場を鎮圧してから大分年月がたちましたが、そろそろ、9月。今年もAppleから新しいiPodが発表される日が近づいてきました。予想に反してSnow Leopardがさっさとリリースされましたが、もしかすると次のiTunesか巨大"iPod Touch"に関係することなのかもしれません。個人的にはとても地味ですが、今持っているiPod Classic 80Gの代わりになりうるiPod Touch "64GB or 128GB" が出るかどうかが興味深いところです。今日はこのiPodに関する素朴な話を書きたいと思います。

iPodアクセサリーの王道、それは。。。

iPhoneネタということで中村さんがストラップについて取り上げていますが、やはりiPodのアクセサリーの王道はケースだと思います。iPodアクセサリー市場の規模は?とちょっと調べてみたところ、2006年あたりのNPDの数字がありましたが、もうあらゆるところから商品が出てきてしまっているので、最近のものは存在しないようです(知っている人がいらっしゃいましたら、教えてください)。いずれにせよ、iPodを買い替えると、ヘッドホンを買い替える必然性はありませんが、iPod本体の買い替えは物理的な形状がかわってしまうことから、ケースの買い替えは、比較的期待できるといえるでしょう。

Dockコネクター付きiPodアクセサリーの意外な盲点

これだけ、市民権を得たiPodケースですが、不思議なことに、dockコネクターをもつアクセサリーでケースを装着した状態の使用を考慮したものは見たことがありません。どのアクセサリーのカタログもiPodむき出しのままで使用した写真ばかりです。実際、写真のようにケースをとらないとうまく刺さらないdockコネクターがあります。こうなるとケースから頻繁に出し入れせざるを得なくなり、結果として背面に細かいキズをつけてしまう、という悲しい結果になります。
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救世主はなぜかドイツに!

ケースにiPodを入れたままどうしてもDockコネクタに接続したい、ということになると、細身のものに変換すれば良いのでは、というアイデアが浮かびます。しかし、このような類の商品、なぜか国内メーカーのどこからも売っていませんし、どの量販店やApple storeに行っても一切見つけることはできません。
そこでの救世主はこれ SendStation Dock Extenderです。なぜかアメリカではなく、ドイツにありました。普通に取り寄せができます。ちなみに28.95 USD(送料別)です。
これを使うと、分厚いケースに入れたiPodでもちゃんとDockコネクターにばっちり刺さります。
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「売れない時代」を回避するためのヒント

そろそろ、まじめな話に戻したいと思いますが、iPodアクセサリーはもうご存知の通り詳細な説明はいらない位、非常に多くのものが店頭で売られています。秋葉原を歩けばわかるように、アウトレットとして投げ売りされる運命の商品も少なくありません。このような競争の中で、消費者に受け入れられるような商品を開発していくためには、スピーカーとかケーブルなどと商品カテゴリを決めてから考えるのではなく、ユーザーがそもそもどのようにiPod/iPhoneを利用しているのか、素直に観察することがヒントなのかもしれません。でなければDock Extenderはおそらく生まれなかったでしょう。例えば車の中での使用で考えれば、前席用のiPodスタンドはあっても後席用のそれはあまり見ません(手に持たなくても良い様、ディスプレイが見えるようにどこかに固定しておきたい)。これは単純な例ですが、落ち着いて考えればまだまだ商品開発のタネは落ちていそうです。各メーカーさん、よろしくおねがいします!

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