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「使いやすく」「ハマる」技術とは! それは・・・

介護業界のIT活用に、新風を巻き起こしていきます

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株式会社クリエ・ココは
「介護職員の未来をITを活用して明るくする」といった介護分野の事業テーマの下、 この介護業界のIT活用に、新風を巻き起こしていこうと思います。

そこで、9月にしんきんビジネスコンテストにて優秀賞をいただいた クラウド型介護記録システムである『ゆめさきな介護記録』に関してお話しします。

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この介護記録サービスは介護現場でなかなかITを活用されてこなかった原因を探り 繰り返して調整してきました。

介護現場でなかなかITを活用されてこなかった原因:
・システマチックな画面が、ITに精通していない人からの拒否反応が大きい。
・従来のシステムは、使わない機能が多く使いにくかった。
・高価な価格設定が導入の障壁になっていた。
・事務室のパソコンでしか記録できなかった。
など

そこで、私たちは以下の取り組みをおこなってきました。

取組1:介護職員と一緒に機能の洗い出しをおこなう。
取組2:使い勝手を考えた画面内の機能配置、そして画面デザイン。
取組3:最新のIT技術であるクラウドとモバイルを活用して、現場での簡単入力を可能にする。
取組4:職員間で利用者のデータ共有をおこなう。
取組5:タブレットを活用して手書き入力に対応することにより紙に書くより簡単に入力ができるようにする。ひらがなで書いても漢字変換可能にする。
取組6:クラウド活用で経営のオフバランス化を図る。
取組7:クラウド活用で導入していただきやすい価格を追求する。
取組8:利用者の家族や医師専用のアカウント発行による使い勝手の追求をおこなう。
取組9:職員の作業効率化を図る。

クラウドとモバイルの活用、そして、 特に、私たちの得意なUI・UX設計と画面デザインを駆使して、 介護現場における使用感を含め繰り返し調整をおこなってきました。

現場の方に実際触っていただき、利用者行動観察調査を取り入れることにより、 利用者中心のシステムが完成したと思います。 やはり、従来のシステムは技術者主導で技術者が机上で考えた画面設計であったため 操作に違和感を感じていたのであろう。

また、機能的な特徴としては、 服薬時間やトイレへの誘導時間の忘れ防止のためにアラームでお知らせできることと、 ご家族や医師に介護記録を共有できる。家族用閲覧IDを発行可能なことです。 従来のシステムには無い機能の特徴となっています。

これからも、現場の声を聞いてさらに操作性を損なわず機能強化と改善をおこなっていきます。

ちなみに、『ゆめさきな介護記録』の「ゆめさき」は夢を咲かせて欲しいといった意味です。 作業効率化を図りモチベーション向上した職場で職員様もご利用者様も共に夢を咲かせていただくお手伝いができることをスタッフ一同願っております。

【関連サイト】
ゆめさきな介護記録説明ページ
ホームページ制作
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