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沖縄の自然と歴史とIT事情をナイチャーの目でレポート

沖縄の若手経営者は元気です!

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めんそ~れ!

沖縄は毎日熱い(暑い)日々が続いています。考えてみたら、もうすでに夏が一ヶ月以上続いておりますが、まだ三ヶ月くらいこの気候が続くのかと思うと。。。。どちらかと言えばうれしい。

昨日、このブログが縁で、沖縄の若手経営者である「株式会社 レキサス」の比屋根(ひやね) 隆 社長とお会いしました。

レキサスは、沖縄のIT企業で、オリジナルインターネットアプリケーションの開発やサーバー運営を行っている会社です。

レキサスの依頼は、「レキオ」と「サクセス」の造語だそうです。

ところで「レキオ」ってなんだと思います?

沖縄が琉球王国だったころ、ポルトガル人は沖縄のことを「レキオ」と呼んでいたそうで、昔の地図にはちゃんと「レキオ(Lequio)」と載っているそうです。たしかに、「Ryukyu」とにているので、ポルトガル人が「琉球」を聞き取ったときに「レキオ」と理解したのでしょう。

比屋根さんは、まだ34歳ですが、学生のころから起業をしており、卒業して2年後の1998年10月にレキサスを起業されたので、今年で10周年です。

お話をお聞きしていると、沖縄はどちらかというと受身で内地からの企業が安い労働力を求めて進出してきて、そこに労働力を提供することが多いので、沖縄から全国の仕事を請け負える企業を創りたいということで創業したということです。

今、レキサスの仕事は、大部分が内地の企業の仕事で、テレビ朝日やTBS、NTT、日興コーディアル証券など、そうそうたる大手企業です。また、東京都の仕事も請け負っています。

沖縄の企業が沖縄に居ながらにして、全国の企業と取引できているのは、確固たるスキルを蓄積してきたと言うことと、インターネットによるネットワークの拡充が寄与しているのでしょう。次は、世界だと、現在オリジナルインターネットアプリケーションの英語版を準備しているとのことでした。

また、同じ沖縄のIT企業7社で、若手育成のために、大学生をシリコンバレーに派遣することもおこなっているということです。県や市ではできないことを、若手経営者で引っ張っていこうということのようです。

比屋根さんは、私よりも18歳も年下ですが、経営の考え方もしっかりしており、元気をいただきました。

私もがんばって起業するぞ。

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