IBM X3200 M3 に Windows Server 2008 がリカバリできない時

Windows Server 2008 プリインストールモデルですが、ずっと Debian GNU/Linux をインストールして使っていたコンピュータが何台かありました。
また、Windows で使いたくなったので、メンバーがリカバリを試みていましたが、どうもうまくいかないということで私もチャレンジしてみました。

かなり悩みましたが、どうやら次のような現象が起こっている様です。

1. EFI が付属ディスクの EFI 対応のブートファイルを DVD から見つけてくる
2. そのブートファイルからシステムが起動し「Press any key to boot from CD or DVD…」 とメッセージが表示される
3. 何かキーを押すと、その先のプログラムを起動しようとして失敗、再起動・・・

付属のDVDからインストールしようとしているので、問題ないと思うのですが、このように一向にインストールが進みません。

試しに、もう１セット付属していた Windows Server 2003 のディスクを入れてみたところ、

1. EFI が付属ディスクのブートファイルを見つけられない
2. レガシーBIOSのエミュレーションがはじまって、各種周辺機器の BIOS のインストールがはじまる
3. El Torito (DVDもこう言うのかな？) のディスクをみつけて、インストーラ起動！

と、うまくインストーラ起動まで流れます。

そこで、最初のレガシーBIOSのエミュレーションがはじまるまで Windows Server 2003 のディスクを入れておいて、
各種BIOSのインストールがはじまった段階で、Windows Server 2008 のディスクに入れ替えてみましたところ、無事インストーラが起動しました！

何故付属のDVDでこのような怪しいことをしなければならないのかわかりませんが（実は違うディスクだった？）、
とりあえず使える状態に持って行けそうです。