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計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

類似不具合検索のテーマ ジャーナル掲載に

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前にここで書いた内容が電子情報通信学会論文誌(ジャーナル)に掲載された。ジャーナル掲載のためには査読審査があり、審査で採録とならなければならない。論文誌論文は他の論文と比較すると若干難易度が高いのが通例だ。査読では、新規性、有用性、信頼性の観点を中心に中身がチェックされる。

ジャーナルに掲載されるのは極めて突出した成果というわけではないが、投稿した論文の全てが掲載になるわけではないため、一定の成果といえるだろう。岩永氏もここで触れられているが、論文としての価値と現場や市場における価値をそれなりの形で両立させているものはそれほど多くない。

ここに続いて、実際の開発現場のデータを用いた論文を投稿できたことに感謝している。NTTデータMSEの松井氏、佐々木氏、村上氏に感謝する。今後もこの調子で進めていきたい。

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