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『宴会の収支報告ができない人は、起業してはいけない』、第9回朝カフェ次世代研究会「起業について、一言、二言」 by 大木豊成さん #asacafestudy

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昨日の朝から、朝カフェ次世代研究会の第2期が始まりました。(方波見さん風に、「セカンドシーズン」と言った方がカッコイイかもですね)

第9回目になる朝カフェは、オルタナブロガーの大木豊成さんによる『起業について、ひと言、ふた言』でした。

ソフトバンクの子会社を経営され、今はご自分の会社を経営されている大木さん。

子会社の経営と、自分で起業した会社の経営は、どう違うのか?

6月頃、大木さんとお話ししたときに、そんなことが話題になり、「それ、とっても面白そうですし、皆さん知りたいと思いますので、是非、朝カフェでお話しを」とお願いして、今回のご講演となりました。(ありがとうございました!!)

とても色々なお話しがありました。

敢えて一つだけ挙げると、特に心に残ったお話しが、

世の中を見ていると、会社員の時に、収支決算(入金と出金+繰越金)を計算する方法を勉強しておらず、ビジネスケースが作れないケースが、意外と多い、ということ

これ、別に難しいお話しではないんです。

大木さんが例で挙げられたのは、

会社での宴会収支報告がちゃんと出来るか?

ということ。

宴会収支報告のポイントは、、

1.入金の合計額と、出金の合計額が一致している
2.入金は、前回の繰越金と、参加者から集めた参加費、その他収入(寄付など)の合計
3.出勤は、宴会等の出費と、次期繰越金の合計
4.次期繰越金がマイナスになってはいけない

これだけです。

でも、これが出来ていない宴会の収支報告って、多いですよね。(私もよく拝見します)

たとえば、入金と出金が合っていない。繰越金がマイナスになっている。等々。

繰越金がマイナスにならないためには、参加費を追加徴収するか、お店と交渉して店への支払を減らす訳ですね。

参加費をどれだけ集めて、お店にいくら払って、宴会の出し物を企画するならそれにいくら費用をかけて、その上で繰越金がマイナスにならないようにする、ということを考えるのが、宴会企画な訳です。

会社の経営も同じ。

宴会の参加費が事業売上、その他収入が資産売却等の雑収入、宴会の出費が各種経費、ですね。

そして、繰越金がマイナスにならないためには、売上を増やすか、経費を削ることになります。

それが成り立つように考える宴会企画=ビジネスモデル、ということですね。

「俺は社長。経営するのが仕事だ。宴会幹事なんて面倒くさいこと、出来ない!」って言う人は、社長になってはいけない、ということだと思います。

大木さんは、「ベンチャーの社長は、ていのよい雑用」ともおっしゃっていました。

他にも面白いお話し満載でしたが、生々しいお話しもあったりしたので、Ustream中継は今回はありませんでした。

参加者が講演をTwitterで中継した様子をまとめましたので、これを読んでいただくだけでも、とても参考になると思います。

朝カフェ次世代研究会、9月22日に行なう次回の第10回目は、 大塚雅文さんの「グローバル人材に求められるコミュニケーションスキル」。

次回も楽しみですね。

9月15日頃にご案内します。

 

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