IT業界特化のマーケティング教科書って、いいかも
「朝のカフェで鍛える実戦的マーケティング力」を出版してから、2ヶ月が経ちました。
ブログやTwitter、mixi等でも多くのご感想をいただき、おかげさまで好評です。
いただいた中には、「ソフトウェア会社がマーケティングを実施する際に出会う問題の多くが網羅されている」というご感想もありました。
「マーケティング研修用に大量に購入して活用する予定」というご意見もありました。(このような場合はセミナー講師をさせていただきますので、お気軽にお声掛け下さいませ)
実際、先日の「ビジネスパーソンのための出版戦略」セミナーでも、「本書を企業内での研修に活用するように、展開されてはいかがですか?」というアイディアもいただきました。
是非やりたいですね。
「朝カフェ」は特にIT業界だけではなく多くの業界でも適用できるように書きました。
実際にIT業界以外の方々からも「分りやすく参考になる」というご意見をいただきました。
しかし、私自身がIT業界で長年仕事をしていたこともあり、本書の中で出てくるケーススタディには知らず知らずのうちにIT業界で多く発生する事例が反映されているようです。
実は、IT業界特有のマーケティングに特化して考えると、さらに深掘りできる可能性があります。
一例を挙げると、ソフトウェア製品は初期投資費用は莫大ですが、生産コストはほぼゼロという、他の商品にはない特色があります。例えばオープンソースソフトに関わる様々なビジネスは、この性格を活用した応用編です。この辺りを深掘りしていくとか...。
また、日本では、サービスビジネスは人月の価格勝負になっています。この部分をいかに高付加価値なものにシフトするかが、日本のIT業界にとって大きな課題ですが、この辺りの問題を顕在化させて、解決策を提示するとか...。
もしかすると結構面白いかもしれませんね。