自費出版の道【ひとまず最終回】:本の完成&予約注文受付開始
先週、自宅に本が届きました。
いい感じの仕上がりです。
20冊ずつわら半紙に丁寧に梱包されたブロックが全部で100個。合計2,000冊。
今回改めて分かりましたが、本というのは傷つきやすいのですね。ちょっと間違えると角が曲がったりして売り物にならなくなります。丁寧な梱包は、大切です。
今回の本はスペースを取らないように小さい新書版にしたこともあって、この本のためにスペースを空けた部屋に余裕で入りました。ほぼ予想通りの分量でした。
ただ、これが5,000冊だったり、10,000冊だったりすると厳しいかもしれません。
翌日から、この本を出すにあたりお世話になった方々に配り始めました。
「え、もう出来たの?」
という反応を多くいただきました。
この本、自費出版のため、アマゾンのみで販売しています。
発売日はちょっと先の9月19日(金)ですが、実は既にアマゾンで予約注文の受付を開始しています。
こちらから注文できます。
また、この本は書店で販売しておらず、買う前に実物を確認できないため、ネット上でどのような本かが分かるようにする必要がありました。
そこで、この本の紹介のために、www.takahisanagai.comというサイトも新たに作りました。
このサイトでは、本の目次、本の「はじめに」の全文、読者の声、この本ができるまでの話(当ブログ「自費出版の道」からの引用)、本で十分に紹介できなかった参考文献の紹介、等、この本に関することは一通り分かるようにしています。
9月中旬には、当サイトで本の一部もご覧いただけるようにする予定です。
思えば5月中旬に本を書こうと思い始めてから、本業の仕事や、週末の合唱団の活動や、演奏会の準備の傍ら、わずか3ヶ月間半でここまで来ることができたのは、これまでのブログで書いてきた蓄積があったからであると思います。
ここまで、ブログでのコンテンツの蓄積と皆様からのフィードバック、編集段階のやりとり、アマゾンでの販売、等、全てインターネットを中心に進めてきました。
言い換えれば、インターネットなくして、この本は生まれ得ませんでした。
インターネットというものは、人のつながりそのものである、ということもこの本の出版を通じて改めて実感しました。
これからも新しい本にチャレンジしたいと思います。
16回の連載にお付き合い下さり、ありがとうございました。
次回からは通常モードに戻ります。
この連載では書かなかった本の内容についても折を見てご紹介していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。