ライフワーク=自己表現=生きること
高橋さんのエントリー、インプットな趣味とアウトプットな趣味で私の写真のことを紹介いただきました。ありがとうございました。
いいきっかけを与えていただき色々と考えましたので、私も書かせていただきます。
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高橋さんの分類に沿って私がやってきたことをふるい分けてみると、こんな感じです。
アウトプット的なモノ
・写真 (1978年~現在まで)
・写真に関するメルマガ (2004年~現在まで)
・合唱 (2005年~現在まで)
・ブログ (2006年~現在まで)
インプット的なモノ
・日本人論 (1980年~現在まで)
・旅行(社会人になってから。但し年1-2回程度で最近ご無沙汰)
・ネットコミュニティの研究 (1994年~現在まで)
・マラソンやトライアスロン(1997年~2000年)
・山登り(2003年~現在まで)
ただ、アウトプット的なモノは、趣味というよりも「自己表現」の一つとしてライフワークとして取り組んでいる気持ちがあります。
また、インプット的なモノの中にも、アウトプットされるものもあります。例えば、昔から興味を持って調べていた日本人論やネットコミュニティについては、最近になって時々ブログに書かせていただいています。
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最近、これらの自己表現の境界線がなくなりつつあるように思います。
例えば、合唱を始めたことで音楽の面白さや底深さが分かってきました。また、メンバー全体をまとめて集団音楽を作り上げていく、指揮者が発するオーラの凄さも、肌で感じられるようになってきました。
そこで、最近はこのように感じたことを写真作品としてまとめられないか、と思い、指揮者の方の練習や演奏会で写真を撮らせていただいています。作品として発表できるかどうかはまだ分かりませんが、なんらかの形に仕上げたいと思っています。
マーケティングという仕事も、私の中ではビジネスの世界での自己表現です。
また、インターネットが普及し市場がグローバルになった現代、私が今まで興味を持っていた日本人とは何かという視点や、ネットコミュニティに関する洞察も、マーケティングでは必須になります。
さらに、マーケティングで得られた経験は、合唱団の運営に役立っています。
改めて考えてみると、このブログにはマーケティングのことや写真・合唱のこと等、色々なことを書いていますが、自己表現の集大成を書いているのかなぁ、と思った次第です。まぁ、基本はマーケティングの話ですが。
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ということで、写真でも、合唱でも、色々な研究でも、ブログでも、はたまたビジネスでも、根底に流れている「鉱脈」のようなモノは実は同じなのではないか、という気がします。
よく経営の各要素の相乗効果のことを「シナジー」と呼びますが、ライフワークのシナジーというものもあるのではないでしょうか?
実は、「自己表現」とは「生きること」そのものではないか、と思う今日この頃です。