ところでCSRって何ですか?
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・誠ブログ開始!
初めまして。CSRコンサルタントをしている、安藤光展と申します。
誠ブログでは、「中学生でもわかる、"CSR"論」を目指し、CSR(企業の社会的責任)やソーシャルグット(社会にイイ事)、社会貢献、社会派広告、CSRブランディングなどのトレンドを解説・紹介していきます。
月何回か、皆様のお役に立てるような情報を発信していきます。今後ともよろしくお願いいたします。
では早速、本題に入りたいと思います。
・CSRとは?
CSR(Corporate Social Responsibility)とは、「企業の社会的責任」と訳されます。僕は、「企業の社会的"役割"」と考えています。
実は非常に面倒な考え方でして、コンプライアンス(法律やルールとして守らなければいけないこと)、コーポレート・ガバナンス(企業を運営する上での監視や執行のこと)という堅いお話から、エコや周辺地域のゴミ拾い活動まで、「CSR」という単語でまとめられます。非常に意味の広い単語なのです。
親から、「嘘をついてはいけない、人に迷惑をかけてはいけない」など、生きて行く上での教訓を、教わった人も多いと思いますが、それが企業の教訓として考え・実行しているのが、CSRと考えていただければと思います。
そうなんです。CSRはビジネスにおいて「当たり前」のことなのです。そもそも、しなければならないことなのです。自然や他人に負荷(迷惑)をかけてまで、本当にそのビジネスをすべきなのか。自分たちのビジネスは、本当に誰かの"困った"を解決できるか。一度、自分の行いを振り返ることも大切ですね。
実は江戸時代からこういった商慣習(ビジネス習慣)が日本にはあるのですが、数百年たった現代において忘れられてしまったのかもしせれません。
・CSRはニーズである
CSRの定義や訳の解釈は人それぞれですが、"信頼"と捉える人たちもいます。それも、非常に的を射た捉え方だと思います。
東日本大震災以降、CSRの捉え方も大きく変わってきたと思います。良くも悪くも善意だけでは人をハッピーすることができないこともわかりました。企業は「誰に、何を提供し、どんな社会にしたいのか」を本気で考え、実行しなければならない段階にきました。
CSRは、人々の"ニーズ"です。企業に求めています。
個人では解決できない社会問題も、企業が参画してくれれば解決できるかもしれない。そして、東日本大震災以降、それを実感しました。見込み客の"ニーズ"に答えない企業に未来はあるのでしょうか?
東日本大震災以降、企業は社会とどのように関わればよいか。どのようなCSR活動をすべきなのか。答えのない、禅問答的側面もありますが、自ら答えを導きだし、それを正解とする努力が必要です。
そして皮肉なことですが、社会問題解決のアクションが、更なる社会問題を生む事もあります。誰かの利益になることが、一部の人の損失になることもあります。
例えば、東日本大震災被災地で本屋を営む人がいたとしましょう。被災地に寄付として今でも本がたくさん届くのだそうです。被災地の方は、無料で本が読めるので「ありがたい」と思います。でも、本屋さんは自分のお店の本が売れなくなくなる(同じ本が500円と無料だったら、無料の本もらいますよね?)。
一見、とてもすばらいい支援活動なのですが、長い目でみると、必ずしもみんなに貢献できているとは限らないのです。非常に難しい問題ですが、実際に起きている事なのです。
・CSRは良い事だけではない
CSRとの距離感や、負の側面も語られなければなりません。責任を隠していては、誰も信頼してなどしてくれません。100%誰の迷惑にならない、誰の手も借りないビジネスなんて、この世の中に存在しません。
どの企業もマイナスイメージな事は公表したがらないですが、誰もが、誰かとつながり、そして支え合って、ビジネスが成り立っていると考えています。報告する所はきちんと報告する必要がありますね。
社会、企業、個人。
企業が社会というつながりの中で果たす役割を考え・実行することが、CSRなのではないかと思うのです。
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安藤光展
ブログには書かない最新CSR関連情報をツイートします。
また、Twitter/facebookページへご意見・ご感想をお願いします。
Twitter|facebookページ
@Mitsunobu3をフォロー!
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では早速、本題に入りたいと思います。
・CSRとは?
CSR(Corporate Social Responsibility)とは、「企業の社会的責任」と訳されます。僕は、「企業の社会的"役割"」と考えています。
実は非常に面倒な考え方でして、コンプライアンス(法律やルールとして守らなければいけないこと)、コーポレート・ガバナンス(企業を運営する上での監視や執行のこと)という堅いお話から、エコや周辺地域のゴミ拾い活動まで、「CSR」という単語でまとめられます。非常に意味の広い単語なのです。
親から、「嘘をついてはいけない、人に迷惑をかけてはいけない」など、生きて行く上での教訓を、教わった人も多いと思いますが、それが企業の教訓として考え・実行しているのが、CSRと考えていただければと思います。
そうなんです。CSRはビジネスにおいて「当たり前」のことなのです。そもそも、しなければならないことなのです。自然や他人に負荷(迷惑)をかけてまで、本当にそのビジネスをすべきなのか。自分たちのビジネスは、本当に誰かの"困った"を解決できるか。一度、自分の行いを振り返ることも大切ですね。
実は江戸時代からこういった商慣習(ビジネス習慣)が日本にはあるのですが、数百年たった現代において忘れられてしまったのかもしせれません。
・CSRはニーズである
CSRの定義や訳の解釈は人それぞれですが、"信頼"と捉える人たちもいます。それも、非常に的を射た捉え方だと思います。
東日本大震災以降、CSRの捉え方も大きく変わってきたと思います。良くも悪くも善意だけでは人をハッピーすることができないこともわかりました。企業は「誰に、何を提供し、どんな社会にしたいのか」を本気で考え、実行しなければならない段階にきました。
CSRは、人々の"ニーズ"です。企業に求めています。
個人では解決できない社会問題も、企業が参画してくれれば解決できるかもしれない。そして、東日本大震災以降、それを実感しました。見込み客の"ニーズ"に答えない企業に未来はあるのでしょうか?
東日本大震災以降、企業は社会とどのように関わればよいか。どのようなCSR活動をすべきなのか。答えのない、禅問答的側面もありますが、自ら答えを導きだし、それを正解とする努力が必要です。
そして皮肉なことですが、社会問題解決のアクションが、更なる社会問題を生む事もあります。誰かの利益になることが、一部の人の損失になることもあります。
例えば、東日本大震災被災地で本屋を営む人がいたとしましょう。被災地に寄付として今でも本がたくさん届くのだそうです。被災地の方は、無料で本が読めるので「ありがたい」と思います。でも、本屋さんは自分のお店の本が売れなくなくなる(同じ本が500円と無料だったら、無料の本もらいますよね?)。
一見、とてもすばらいい支援活動なのですが、長い目でみると、必ずしもみんなに貢献できているとは限らないのです。非常に難しい問題ですが、実際に起きている事なのです。
・CSRは良い事だけではない
CSRとの距離感や、負の側面も語られなければなりません。責任を隠していては、誰も信頼してなどしてくれません。100%誰の迷惑にならない、誰の手も借りないビジネスなんて、この世の中に存在しません。
どの企業もマイナスイメージな事は公表したがらないですが、誰もが、誰かとつながり、そして支え合って、ビジネスが成り立っていると考えています。報告する所はきちんと報告する必要がありますね。
社会、企業、個人。
企業が社会というつながりの中で果たす役割を考え・実行することが、CSRなのではないかと思うのです。
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