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 セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

いろいろ努力しているのに何故かチグハグ

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昨日、南太平洋のサモアの独立50周年の式典(あくまで日本でのもの)に、とあることでご招待いただいたので、顔を出してきた。

いろいろと偉い人が来ていたが、驚いたのはサモアにわが国はこれまで40年間も協力部隊を送り込んでおり、既に総数が400名になっているということ。もちろん政府関係機関の支援プロジェクトなどで相応の処遇ではあろうかと思うが、それにしても40年前に思い切って訪れた人はすごいなと感じた。

その方のお話では、当初6名の予定が、医療分野で応募なしとかいろいろあって、その最初の派遣はその方一人だったとのこと。なかなか目立つことは出来ていないが、日本も頑張っているのだと思う

今は、日本がその経済力でこれまで海外に協力してきたODAの余裕もなくなる中、同じような形で、或いはもっと直接的かつ強力な形で中国などが支援活動を行っていると聞く。

事業仕分けでやりにくくなったなどの話を聞くと、仕分けにも関わっている身では、ちょっと後ろめたい気もするが、仕分けは予算を削減することが目的ではない。あくまで目的に向かってきちんと事業は遂行されているかということを、第三者更には国民の目で見直そうというもの。

だから意味あることであればどんどんやればよいと思う。消費税引き上げを決めた以上、今度は経済をどう浮揚させるかが重要課題なのは事実だ。だが、所詮日本の経済は高度成長時代には戻らない。

大事なことは、わが国の特徴を生かして、経済でも他の分野でも世界に貢献すること。それが日本ファンを生み、わが国の安定的な今後にもつながる。その意味では、いろいろな形での、お金だけではない国際貢献も大事。

一方で、お台場に800名入る留学生用の宿泊施設があり、これを維持するのに一生懸命取り組んでいる若者に会った。話を聞く限り、ちょっとぜいたくな施設のようだが、一方で日本にもっと留学生をと言っていながら、このような施設を管理できないというのもどうかと感じる。

世界から学生を呼び込むために秋開講にするという東大は是非真剣に考えるべきだ。そうでなくとも教育予算の中でも群を抜いて使っているのだから。それから、昨今海外からの人材採用に注力している大手企業も是非、自分たちで環境整備することに尽力すべきだ

せっかくいろいろな工夫と努力をしているのだから、もっとうまくそれぞれをつなぎ合わせて、次の時代につなげていきたいものだ。

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