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 セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

もっと若者に厳しく、そして優しく!

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今年の前半で気になったニュース、沢山ありますが、下世話なところでは、石川遼君。タイガーウッズ病で大変だという噂が流れました。まあ、真偽のほどは定かではないですが、真実でもおかしくないですね?

日本のゴルファーの中では、ダントツの実力なのだろうと思っていたら、結構予選落ち。でも、考えてみれば、まだまだ若くて人気もあれば、それなりに機会は多いはずで、自分の若い時代を思い起こしても、納得できます。

ただ、重要なのは、そのような状態を注意する周りの対応。もちろん同じようなことは山ほどこれまでもあったと思いますが、事実を隠すだけでなく、本来の姿に戻す努力が周りに必要です。でないと、せっかくの才能が無駄になる。

一方で、例えばAKB何とかの引退を表明したようなケース。これも自分をきちんと分かっていない。どう考えても美人ではなく、歌も下手で、芝居も大根、でもマスコミとプロデューサーの力で相応に人気がある。この事実を本人がちゃんと認識すべきでは?

世の中は甘くはない。もちろん行幸があってうまく行けばそれに越したことはないですが、それが自分の力ではないという認識、そして謙虚に自分の現実に接する気持ち、これが大事だと思います。そして、そのような若者を見守り育てる、そんな社会であって欲しいと考えます。

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