お店を持つという夢。
「そのうち、お客さんイコール売り上げに見えてくるから。
ビジネスや商売はそこからなんだよね」
その昔、オープンしたての頃にとあるお客様から言われたこの言葉が、今でも忘れられません。
某大手企業にお勤めの、しかもかなり上層部のその方は、
経営やビジネスについてなにも知らなかった私たちに、色々なお話をしてくださいました。
-・・・夫の夢であった小さな飲食店をオープンさせてから、ちょうど8年目を迎えます。
お店を持つという夢の先は、楽しい・嬉しい・おもしろい という感動体験と平行して、厳しい現実や世の中との格闘でもありました。
一昔前の飲食業界では、'お店を開けていればお客様は来る"というのが当たり前だったとも言われていて、
たしかに私たちの時も、リーマンショックの前まではそういう'良き時代"があったように思えます。
リーマンショック以降、不景気の波の押し寄せは加速し、
私たちの周りでもお店屋さんたちはぱたぱたと倒れてゆきました。
私たち自身も、小さなチカラで踏ん張るのはもう厳しいのかも・・・と「閉店」の二文字が何度も頭をよぎる中、
それでも、どんなに厳しい時代の中でも、そんな私たちを支えてくれたものは・・・
お客様の笑顔だったんです。
お金以外の財産って、あるんだなと、心から思いました。
'笑顔のチカラは何かを動かす原動力になる。"
そんな思いから、CRack up!が生まれました。
正攻法でなくとも、微力でも、無名でも・・・
でもきっと、強い想いとともに努力をし続ければ、
私たちなりの夢へのアプローチはできるはず。
「お客様の笑顔と、私たちの笑顔がまず優先。お金は後からついてくるもの。」
これが、これからも飲食店を経営する私たちが出した答え。
飲食店、食、から始まり紡ぎだした、自分たちも楽しみながらできるお仕事展開。
舞台もでちゃうし、山にも行っちゃうという、かなりユニークな展開。
「強い人が勝つとは限らない。
素晴らしい人が勝つとは限らない。
'私はできる"と考えている人が、結局は勝つのだ。」(成功哲学のパイオニア・ナポレオンヒル)
そこを信じて、前を進んで行きたいです。