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NSP

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NSPって知っていますか?ニュー・サディスティック・ピンクという名前を知っている人は、根っからのファンでしょう。なっとう・そらまめ・ぴーなっつとは彼らのアルバムで語られているグループ名です。

73年ポプコンで世の中にでて、スマッシュヒットを飛ばしつつ活動を重ねた彼ら。ギターを始めたころの私にはスリーフィンガーは最初難しかったけれど、彼らの歌には非常にあっていたように思うし、弾き語りをしやすかったように思っています。

従兄弟の借りたい”おいろなおし”から興味をもち、自分でファーストアルバムから10枚くらいはお小遣いをはたいて買い、金沢へ来てくれた高校時代には友人と見に行ったものです。

その青春の一こまを飾ってくれた天野さんが亡くなって1年。なんかわびしい。自分も中年になり、自分の若いころによく聞いていたアーティストが亡くなっています。亡くなるということは必然なので、悲嘆にくれることはありませんが、生でその人の声を聞けなくなるということに対して、実感がわきません。特に、CDやレコード(レコードは聴ける環境ではないですが)でその人の声が聞けるので私の青春の1ページは今でも鮮明によみがえってきます。

声があまり出なくなって、同じキーで歌う自信はないけれど、口ずさんでみたい。さようなら、夕暮れ時はさみしそう、赤い糸の伝説、雨は似合わない、そして、歌は世につれ。

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