【速報】公取委がJASRACに立ち入り検査
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ソースは読売新聞です(追記:日経の方が詳しかったです)。「放送局との間で同業者の参入を阻害するような契約を結んでいた」疑いでだそうです。続報を待ちたいと思います。
以前もちょっと書きましたが、
(2006年9月より、)音楽著作権管理業は公正取引委員会の監視対象事業分野となっております(参照PDF)。
独占状態にあること自体が悪いわけではないですが、独占状態により公正な競争が妨げられていると判断された場合には今回のように公取委が介入してきます。そういう意味では、著作権管理事業も聖域でもなんでもなくて、他のビジネスと変わりません。
ところで、この事件により、2ちゃん等でまためちゃくちゃなJASRAC叩きが始まるかと思いますが、当ブログの読者の方はおわかりのように、JASRACのすべてが大問題というわけではありません。比較的ちゃんとしている部分もあれば、問題ありな部分もあります。事実に基づいた冷静な批判を行なっていきたいものです。
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