誰でもできるけど加減が難しいプレゼンテク「自分の意見を織り交ぜる」
先週土曜日に、「第8回アフィリエイト・カンファレンス」に行って参りました。
普段は畑違いのものですが、河野さんのカメラマン役兼ただの付き添いでいって参りました。
ちなみに河野さんがやった講演資料はコチラ
→汝、隣人を愛せよ 〜いくら儲かっても、心が貧しいのはちょっと...〜
河野さんのプレゼンでいつも感心させられるのは、自分自身の話題の組み入れ方がスゴいおもしろいこと。結構波瀾万丈な人生をおくっているからともいえるけれども、やっぱり面白いプレゼンをヴィジュアルで魅せるのではなく、トークで引っ張る。
自分が考える河野さんのプレゼンのコツの一つとして
「真面目な話の中で自分の主観や体験を織り交ぜる」があると思う。
もうこれだけインターネットが発展して、ネットを調べてわかることはネットで十分とも言える。
じゃあ、プレゼンの価値って何だろう?と考えてみると、例えばその人の企業しか取得できないような情報をプレゼンの中に織り込めばあたりまえだけどプレゼントしての価値は向上する。
それとは別に河野さんの場合は、言ってしまうと調べればある程度だれでもわかること(日本のECとアフィリエイト事情や自動スパムについての話)はあるけれども、それにそって自分の意見をほんとにうまくミックスする。
企業で働いている人は「企業としての顔」を持ってプレゼンをするけど河野さんは一応フリーランスにあたるので『河野武」としての意見を持ってプレゼンをする。
そこに企業特有のオブラードにつつんだ耳あたりのいい言葉よりも直球がある。
聞いてる参加者をぐいぐいと引っ張るトークはパワポを見ただけじゃわからない部分で河野さんのプレゼンの完成度を高めているんだろうなと、講演同行三回目にして初めて気がつくことができました。