シグマクシスを応援します。
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倉重さん。日本IBMの副社長から、プライスウオーターハウスの社長、日本テレコムの社長などを歴任して、もう悠々自適の世界に入るかと思いきや、65歳にして初めて起業。なぜ起業したかというと、遣り残した仕事があるから。日本のIT産業は人月商売になってしまっている。価値を売っていない。だから成功報酬型ビジネスを自ら実践し、ITの仕事は楽しいのだ。夢を与える仕事なのだということを証明してみせたいのだという。
私は、もうすぐ引越しという現在のオフィスにアポイントもなく29日に飛び込んだ。倉重さんに会うためだ。赤坂のオフィスは、入ったとたん、広々としたスペースにテーブルがたくさんおいてあり、たくさんの人々が活き活きと、きびきびとした立ち居振る舞いをしていた。仕切るものが何もないのだ。受付の電話も、エレベータホールから入ったところに、、申し訳程度の衝立がありその前にある。電話しようと思って手を出しかけたとき、遠くに、社員となにやら立ち話している倉重さんが見えた。私がお辞儀をすると30mくらい先にいたが気がつかれて、にこにこしながら寄ってきた。私は見ていただきたい資料に、私の思いを込めた手紙をつけてお渡ししてきた。倉重さんは私に「ありがとう」と言ってくれた。シグマクシスを応援したい。
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