真夏のランニング
一昨日に続きスポーツネタです。一時期は毎週末必ずロードバイクで100km近くのサイクリングをしていましたが、2日しかない休日の1日の午前中に予定を入れてしまうのはかなり家族から睨まれる行動でもあり、最近はそれほど無理してサイクリングはしないことにしました。その代わり、休日の夕方に時間があればランニングをすることにしています。
大抵1回のランニングで10kmを1時間ちょっとで走る感じですが、季節が良くて元気なときには20kmを走ることもあります。20kmは結構体に負荷がかかり、下手すると翌日に影響するので大抵は10kmです。
さて、同じ10kmでも、夏と冬では全く違います。冬に10km走る場合は、途中1度も休憩せず、水分補給もなしで走りきれます。ペースもそこそこ速く走れます。しかし、夏の10kmはかなりの負荷で、途中1回は休憩して、500mlスポーツドリンクを飲むだけで足りず、腰に小さな水筒をつけて走り、さらに塩分も補給したりして、ペースも全く上がりません。まあ、本格的なランナーであれば夏でもスイスイかも知れませんが、メタボ対策ランニングの私ではそんなものです。
自宅から川越総合運動公園に行って帰ると大体10kmです。夏は川越総合運動公園で水分補給と休憩をします。
休憩中も測定を止めていないので1時間半くらいかかっています。
夏のランニングは、熱中症厳重注意などの状況で走ることになりますので、無理は禁物です。ランニングに慣れていない人がいきなり真夏にはじめるのはやめた方が良いかも知れません。どのくらいのペースなら暑くても10km無理なく走りきれるかが分かっていないと危険です。私の場合はサイクリングでも同じですが、暑いときには前半は決して飛ばしません。今日のランニングでも早歩きくらいのスピードでしょう。体力が落ちると暑さが辛くなります。前半は飛ばさず、後半余裕があれば飛ばすくらいの気持ちで。もっとも、この暑さでは前半ノンビリでも後半はさらに疲れて飛ばせませんので、結局全部ノンビリペースです。
メタボ対策の目的であれば、飛ばさない方が消費カロリーが増えますし、体脂肪も消費されます。消費カロリーは「心拍×時間」で決まり、夏は飛ばさなくても心拍は高目になるので、ノンビリ走ってちょうど有酸素運動になるくらいの心拍になって体脂肪も消費されます。飛ばせば体を鍛えることには役立ちますが、夏に無理してぶっ倒れてしまっては本末転倒です。
水分補給はとても大事ですが、塩分補給も忘れずに。たくさん汗をかいて水だけを飲み続けると何となくぼーっとしてきます。食塩を途中で食べるとだいぶ頭が働くようになります。スポーツドリンクでも良いですが、糖分も多いのでコンパクトな水筒に入れて走るとベタベタになるのが嫌いで、私の場合は水筒は水。休憩するときには自販機でスポーツドリンクを飲むことにしています。10km走る間に大体1リットルくらい飲みますが、それでも体重は1kgくらいは減ります。2リットルくらい汗をかいている感じですので、塩分も相当失っています。なお、ランニング終了時に体重が減っていても痩せたわけではありません。ほぼ水分が汗で抜けただけで、その分はしっかり補給しておかないとダメです。
食事制限でメタボ対策も良いのでしょうけれど、私はやっぱり美味しいものを飲み食いしたいですし、運動する方が体力も維持できるので、できるだけ休日は運動することにしています。真夏は家の中にいても汗をかくくらいですから、それならランニングして思い切り汗を流して、シャワーを浴びてスッキリする方がリフレッシュできる感じです。
とはいえ、くれぐれも無理はせず、自分の体と相談しながら、マイペースで長く続けられる程度がお勧めですね。