サバイバル・サイクリング
少し間が空いてしまいましたが、体育の日のサバイバル・サイクリング!?の様子を書いておきます。なお、サイクリング初心者でこの行程はあまりにも無謀であり、今回の二人は元々アスリート系で、辛さを説明した上で、本人たちが望んで参加し、終わった後も「楽しかった・また行きたい」と話していることを先に明記しておきます。。ハプニング満載のサイクリングとして、まあ、普通はここまでやらないよね、というサンプルとして読んでいただければと思います。
6時半くらいに自宅を出発。
荒川方面へ・・・
7時半頃、待ち合わせ場所の秋ヶ瀬公園に。8時に待ち合わせで、うちの会社のメンバー3人+彼女と、私のサイクリング仲間二人でロングライドの計画でした。初心者が男性1名・女性1名です。
まずはここで二人が8時になっても到着せず、私も探しに回ったりしましたが、結局すぐ側の橋の上にいて、どうやって降りたら良いかがわからんという状態でした。無事に合流し、荒サイを北へ。
ところが、私のサイクリング仲間の二人のペースが速くて(28km/hくらい)、女性が着いていけず、千切れては待ってもらって、というのを繰り返していた感じですが、私が女性にトレインでの楽の仕方や漕ぎ方のコツをちょっとアドバイスしたりしていたら、25km/hくらいでは巡航できる状態になりました。が、こんどは男性の方が「足が攣った!」ということで、サイクリング仲間の二人には先に行ってもらい、結局会社メンバー4人でのサイクリングとなりました。
ちょっと雲が多いものの、サイクリングにはちょうど良い天気です。4人でノンビリと進んで・・・
12時頃、白石峠スタート地点です。すでに集合から4時間経っています。
初心者の二人を、慣れた二人が一人ずつサポートする感じで登り始めました。
良くあるパターンですが、男性は人の言うことを聞かないので(!?)、スタートから無理してすぐに動けなくなって休憩、押し歩き、を繰り返した感じですが、女性はちゃんと私のアドバイスを守り、車に抜いてもらうときに怖くて止まった以外はまったく止まらず・・・
1時間24分04秒で完走です!すばらしい!!
男性はもともと体調も悪かったようで、とても辛かったようですが、無事に登り切りました。この時点で13時30分。
本当は少し登っての眺望や、天文台での食事も予定していたのですが、もう無理、ということで、下りました。
下りで苦労することは全く予想していなかったのですが、女性にとっては下りのブレーキは握力的に辛いようで、しかも前傾姿勢で坂を下りていく恐怖心から、、実は半分以上歩いたり走ったりして降りました。さいわい、ビンディングシューズではなかったので、歩くのは問題なかったのですが、下りで45分くらいかかりました。
さすがに15時頃になってしまい、うどん屋さんとかは営業が終わってしまったので、サイクルステーションでお食事。ここで15時ということは、帰り着く頃には完全に真っ暗になります。袋を買って電車で帰るか?レンタカーを借りるか?など議論しましたが、初心者の二人は「走って帰ります!」と言うので、私が彩湖まで連れて行くことにしました。
行きは物見山を超えたのですが、初心者にはアップダウンが一番辛いので、平地で、なおかつ信号機が少ない、私がいつも往復しているルートで戻ることに。一人はそのまま別ルートで自宅に向かいました。
途中、コンビニで休憩したりしながら、23km/hくらいのペースを維持して、川越を抜けた時点で18時頃。この時点で真っ暗です。さいわい、3人ともライトをつけていましたが、それでもサイクリングロードは街灯がないので真っ暗。男性が途中縁石に気付かずに大転倒したり、本当にサバイバルゲーム状態になりましたが、何とか彩湖に19時前に到着。実は秋ヶ瀬公園は19時にゲートが閉まってしまうので、ギリギリ通過できた感じです。まあ、通過できなくても別のルートがあるのですが、とにかく暗いので簡単な道がよいので。。
ここから先は、二人も道が分かっているので、あとは大丈夫ということで、お別れしました。こちらとしては、とんでもない行程で引っ張り回して心が痛んでいたのですが、これだけのサバイバル・サイクリングなのに初心者二人は「リベンジしたい!」「こういうの好きなので楽しかった」とニコニコしていたのには、一緒に走っていて救われました。
一応、写真を撮って、私も自宅へ。もう秋ヶ瀬公園は通れないですし、サイクリングロードは暗すぎるので、一般道へ。一般道は対向車のヘッドライトが眩しくてそれはそれで見えないのですが・・・
ぎりぎり20時直前に帰宅。その後、全員の無事をLINEで確認し合って、ハードな体育の日イベントは終わったのでした。
結構ダブって走っている部分が多いので、見た目より走っています。
心拍はずっと低めですが、とにかく時間が長いサイクリングでした。
・夜のサイクリングは、ライトを相当明るくしないと危険なので、初心者には本来よろしくありません。
・普通の初心者は、サイクリングのピクニック的な楽しさを味わってもらう方が良いので、こんな行程はあり得ません。
・とくに普通の女性であれば、この行程が終わった時点から1週間は口をきいてくれないでしょう。