カスタムIEMを自作:息子も!
意地でも続けるカスタムIEMを自作ネタです。
息子は以前から左右の耳で形が違うのか、既製品だと右耳が合わない、と言っていたので、「自分でやるなら道具は貸すぞ」と声をかけたところ、カスタムIEMを作ってみたいということになりました。耳型は自腹で取ってこいと言うと、「5400円あったらもう1つイヤホンが買えるからもったいない」というので・・・
本来は医療行為に当たるので資格がないと他人の耳型取得はダメなようですが、他人ではなく身内なら、と勝手な解釈をして・・・
私が取りました。一度自分が取ってもらっているので、大体感じは分かりますし。。
ちゃんと取れました。ちなみに、1回目はシリンジに入れてから、「スポンジが奥まで入っていないぞ!?」とか言っていたらあっという間にシリンジの中で固まって約300円分無駄にしたのでした。。なお、耳型採取セットは私の小遣いです。。
確かに左右で太さが結構違うかも。
耳型の整形。
私の耳型もかさ上げしました。なお、ブルーミックスは耳型の傷うめやかさ上げに最高ですね。実に良く食いつきます。
シリコンでメス型を作成します。
メス型完成。
UVレジンでシェルを作成。ちょっと表面が荒れてますね〜。もう少し元の型を綺麗に仕上げろと言ったのですが・・・。まあ、最後に上からUVレジンを塗ればごまかせるので、このまま進めます。
チューブを通す穴を開けます。ピンバイスの持ち方がイマイチ!
ドライバにチューブを接着。ドライバは小さくて安くて音が良い、RAB-32257です。これはちゃんと自腹で金を出せと言ってありますが・・・?
MMCXコネクタ装着場所を加工。リューターの持ち方もイマイチ・・・。
半田付け。この細かさは無理と言うことで、結局私がやりましたが。
一応音を聴ける状態になります。
フェースは貝を使うことに。
ロゴなどは入れないで良いというので、これでほぼ完成。
表面の荒れをUVレジンの上塗りでごまかして、1日放置して完成です。
ちょっと左右の整形のバランスが悪いですねぇ。
フェース側を少しカットしすぎで、左耳用は自立しにくい感じですが、まあ、聴く分には問題ないでしょう。
私のと比べるとだいぶ形も違いますし、大きさも違いますが、整形の仕方の差も大きいので。
ということで、結構私が手伝ってしまいましたが、一応高校生の息子も自作カスタムIEMを作れたということで!