人間ドックとメタボ
今日は1年に1度の人間ドック。昨年は「メタボ対策とスポーツ」というタイトルで気合いが入ったブログを書いていましたが、今年は気が重い状態でした。今年も正月明けという太りやすい時期であるのは当然問題なのですが、それ以上に、この1年間はあまりスポーツができていなかったという問題があります。ここ数年のメタボ対策の中心はサイクリングでした。サイクリングは体に負担をかけずに長時間できることから、ダイエットには最適だと私は思っています。ところが、サイクリングには、実は様々な壁があります。
・長時間できるのでダイエットには良いが休日に家のことを放置することになり家庭の問題につながりやすい
・専用のウェアが必要なので、洗濯物が増える
この2点は、家庭によっては何でもないことかも知れませんが、我が家にとっては大きな問題です。「息子が中3で受験生、しかも問題をよく起こす」「娘は大学1年生となり、アルバイトなどにより自立心もますます強くなる分揉め事も多くなる」など、妻は子育てでひたすら時間を取られます。そんな状態で私が休日にサイクリングばかりしていれば当然睨まれます。ただでさえやることが多いのに、さらに余計な洗濯物を増やすのもまずいことですし、洗濯くらい自分でやってもいいのですが、やり方が下手くそだと余計イライラするようなので、その選択肢もありません。
ということで、仕方なく、「平日夜の5kmランニング」「休日は夕方に10kmランニング」などでカロリーを消費しようと頑張るのですが、所詮ランニングは時間が短いので、サイクリング並みのカロリー消費は無理です。「ランニングも洗濯物が出るだろう?」と思うかも知れませんが、ランニングは普段着に近い格好でも走れますので、サイクリングに比べれば断然少ないのです。
とにかく、できることはやっておこうと、三箇日開けからサイクリング2回、ランニング6回と悪あがきしましたが、そう簡単に体重は減るものではありませんし、ウエストも然りです。
ということで、今日、本番に挑んだわけですが、まあ、なんとかBMI:24.6、ウエスト84.5cmと、ギリギリセーフ!でも、面談では「体重が増加傾向であり、ギリギリなので、来年には少なくとも65kgを!」と言われました。
「言うのは簡単ですが、実際に痩せるのは難しいのです!」
食事で、と言うのが一番簡単ですが、これまた家族持ちでは難しいことです。「食べ盛りの子供がいるのにさっぱりした料理ばかり作るわけにはいかない」「せっかく作ったのに残したら捨てるんだよ!!」「まずいということ!?」などなど・・・下手すると「今日は飲む?」と聞かれて「走るから」と答えると、「そこまでストイックにやるのは家庭の空気を悪くする」とか言われることも。太らない体質の人は本当にうらやましいです・・・。
さて、「そこまでしてメタボ基準をクリアする意味があるのか?」「実は多少太っていても問題ないどころか長生きする」とかいろいろありますが、個人的には、そうは言っても「痩せている方が見た目が良い」「服も選びやすい」「運動するときに動きやすい」ということもありますし、どこかで、「自分の体も管理できない人が、仕事をしっかり管理できるわけない」と書かれているのを見た気もしますので・・・まあ、家庭で問題にならない程度で、やっぱりダイエットは続けたいと思っています。