熱帯魚水槽の水替え
今日は朝から妻と娘が旅行に行き、息子は北辰テストを受けに出かけ、一人になったので、本当ならサイクリングに行きたいところなのですが、天気が悪いので・・・熱帯魚水槽の水替えを行いました。熱帯魚を飼いたいと思っている人の参考になればと、写真を撮っておいたので簡単に紹介しましょう。
前回の水替えから1ヶ月以上経ち、水量も減っていますし、ガラス内側に苔がかなりついてしまっています。まあ、魚たちにとってはこのくらいの方が居心地が良いのかも知れませんが、水替えしましょう。
まずはガラス面の苔を落とします。苔は結構強固についているので、私は金属製のヘラで。アクリル水槽の方は金属製だと傷だらけになると思いますので注意しましょう。
次は水抜きです。そこに溜まった汚れなどを浮かせながらどんどん抜きます。私の場合は半分くらいは抜きます。小さい水槽の場合は1/3くらいにして置いた方が水質の変化が少なくて良いかも知れません。
さすがに大きな水槽だと、一般的に知られているような、バケツに一晩水をくみ置きして塩素を飛ばして、というのは無理ですので、熱帯魚用の浄水器を使います。風呂場から・・・
階段を上って・・・
リビングの水槽のところまで長いホースで引っ張ります。まずはしばらく溜まっていた水や汚れを捨てます。
冬は湯沸かし器で25℃くらいの温水にします。夏は水道水そのままでちょうど良いくらいです。
水槽に注水します。シャワーで注水するのが万が一塩素が残っていても飛びやすいのでお勧めです。
あっという間に満タンになります。
シャワーで空気を巻き込んで注水すると水草に空気の泡がついて綺麗です。
しばらくは空気の泡などで濁った感じもしますが、そのうち綺麗に落ち着きます。フィルターなどの掃除は、せっかくバクテリアが発色していますし、年に1度くらいしかしません。
熱帯魚にこりはじめた頃は、毎週2階くらい水替えをし、あれこれやり過ぎて魚にストレスを与えていた気がします。水質が変わりすぎるのはよくありません。飽きてくると水替えの頻度も下がり、水草もどんどん育って、水質はとても安定するのです。こまめに世話をしていた頃よりはるかに魚も水草も安定します。
楽に飼育するコツは、「できるだけ大きな水槽」「水草を繁殖させる」「沼エビも入れておく」でしょう。最初は小さめの水槽で、と考えがちですが、小さい水槽ほど水質も水温も安定せず、大変です。水草とフィルターや底の砂などに繁殖したバクテリアが水の汚れは綺麗にしてくれます。苔は沼エビが一番。できれば汽水でないと繁殖しないヤマト沼エビではなく、淡水で繁殖する南沼エビや背白沼エビなどが良いでしょう。どんどん増えますし、水質が悪化すると真っ先にエビが不調になるので気付きやすいのです。
大きい魚ほど個性があったり、繁殖も楽しめたりして良いのですが、縄張り争いなどの喧嘩も激しく、水も汚れやすいので、癒やし目的なら小さな魚がお勧めです。
凝っていた頃は導電率計やph計も買ったりしましたが、校正も面倒ですし、phを調整するために薬品を使うとかえって水質が不安定になります。水草を繁殖させるためにCO2の添加などもしましたが、陽性の水草は諦め、陰性の水草にした方が苔だらけにならずに楽です。
大きな水槽に欠かせないのが浄水器です。昔は高級品でしたが、今どきはそれほどでもないと思います。活性炭と綿のフィルターくらいで十分です。カルキさえ抜けば日本の水道は大抵大丈夫でしょう。薬品でカルキを抜くより簡単確実で、コストも安いと思います。
凝っていた頃の様子:http://www.ncad.co.jp/~komata/fish.htm
今の水槽を買ったのが最初の印税が入った頃で、おそらく2000年頃だと思いますが、15年間、よく続いているものです。グッピーを増やしたり、エンゼルフィッシュは何世代も繁殖させたのですが、最近はもっぱら癒やし系です。
夜は息子と二人でしたので、旅行に負けない贅沢な肉を買ってきて・・・
赤ワインソースを作って堪能しました。ソースを作るために(?)買ってきた赤ワインはもちろん私が美味しくいただきました!
明日は主夫をしないと・・・。