サイクリング:新しいホイールを購入&2台のメンテナンス
自転車オタク話です。
ずっとホイールがない状態で放置してあったピナレロFP3ですが、そろそろ息子に乗らせてやろうかと、整備しました。
シフトワイヤーが解れてしまっていたので交換し、バーテープも交換。
バーテープは逆巻きにチャレンジ。この方がセンターにテープが要らないので、握っていて気持ちいいのです。
リアディレーラーのプーリー・ゲージを余っていたDuraAce9000のものに交換してみました。アルテグラのプーリーは回転が悪いのですよねぇ。10速・11速の違いがありますが、大丈夫そうな感じでした。
ホイールは私が使っているBULLET ULTRAしかないので・・・。フリーボディーを11速用から10速用にもどします。左が10速用。
DuraAceの12-27Tなので贅沢ですねぇ。。11速の方は12-28Tです。
ブレーキシューを交換した様子。FP3はアルテグラが使われているのですが、クランクとブレーキはMOST(FSAのOEM)で、このブレーキはホイールを外すときに広げるためのレバーがあまり広がらないので、リアの25のタイヤだと抜くのが大変。DuraAce9000のブレーキは良く広がるので問題ないのですが。
久しぶりにホイールがついたFP3。やっぱり白いフレームも派手で良いですねぇ!
早速息子が乗ってみました。ちょうど身長も脚の短さも同じくらいなのです。体重は10kgくらい違いますが・・・。靴のサイズも同じなので、SPD-SLのシューズを履かせてあげました。
同じ場所で写真を撮ったのを思い出し、FP3とLOOK 695を重ねてみると、フレームサイズはほぼ同じですねぇ。サドルの高さがちょっと低いみたいなので・・・
1cmのスペーサーを入れてみます。695のインテグラルシートポストは3.5cmまで高くしても良いと書いてあった気がします。
さて、実はホイールをeBayで落札していて、アラバマ州からの到着を待っていたのですが、送料が安いUSPSのPriority Mail International Parcelsなので・・・アラバマからマイアミまで陸路で移動するのに2日かかり、マイアミから日本に空輸で、2週間近くかかりました。
マイアミ、行ってみたいですねぇ。松田聖子のマイアミ午前5時を聴きながら・・・
落札したのはMavicのKsyrium ESです。2009年頃のホイールでしょうか。これにした理由は単純に色!フレームにあわせて黒+赤が欲しかったのでした。本当は新品の良いホイールが欲しいところでしたが、慢性的な金欠病でもあり、中古でそれなりに満足できるものはないかと物色していたら、ちょっと前のキシリウムは赤だったということを思い出し、国内で探したのですが良いものが見つからず、eBayでゲットしたのでした。
冷静に考えると息子用のBULLET ULTRAの方が定価でも高価なのですけどねぇ・・・。
まあ、ようやく届いたので、まずはメンテナンス。
Mavicのホイールは普通の工業用シールドベアリングを使っていて、しかも耐久性優先で接触型シール。少し回転が渋いと言われていますが、まあ、確かにそうかも知れません。工業用ベアリングは安いので、そのうち交換するかもしれません。
シールドベアリングなので構造はとても簡単。ハブ・スポーク兼用レンチだけ専用のものがある方が便利なので先にネットショッピングで買っておきました。
後輪はフリーがあるので少し複雑ですが、それでもカンパニョーロに比べれば簡単。
フリーボディオイルはMavic専用を買っておきました。ゴムシールドを痛めないために専用を使うことを推奨されています。しかし、レンチセットの一番太いやつ(青色)は今回はじめて使った気がします。
11速スプロケをつけたところ。このホイールの時期にはまだシマノは10速だったのに、スペーサーを外すと11速がつくのがすごいですねぇ。
前輪・後輪ともブレなどはなく、ホッとしました。
さて、前輪のシールを見るとKSYRIUM ES EDITION SPECIAL DIXIEME ANNIVERSAIRE HELIUMとあります。ESはEdition Specialの略ですね。
しかし・・・
後輪を見ると、KSYRIUM SL SUPER LIGHTとあります。
実は、前輪はKSYRIUM ESなのですが、後輪はKSYRIUM SLなのです。これはeBayの写真を見た時点から分かっていました。もともとSLが販売されている時に、限定版としてESがこのカラーで追加登場し、その後このカラーのSLになったのですが、後輪のリムが実は改良されています。
ということで、最初はSLの方が欲しかったのですが、SLはやや価格帯が高目で、同じカラーのESでも良いか、と探していたらこの商品は後輪だけSLだと気がつき、落札したのでした。まあ、大差ないみたいですけれど。
残念なのは、クイックレバー。短い前輪用はES用のチタン製なのですが、長い方はSL用の鉄?製。チタン製の方は青いので格好良いのですよねぇ・・・。重さの違いは誤差の範囲でしょう。
タイヤは今まで通り、コンチネンタルのGP4000SIIを装着。フロントは23、リアは25です。
フロントハブはカーボン製。格好良いですねぇ。この部分は走行中にもよく見えるので重要です!
ということで、695にも無事にホイールがつきました。これで息子と二人でサイクリングに出かけられます。チューブのバルブが長すぎるのがイマイチですが、BULLET ULTRA用に在庫があったので。あまり長く保管しているとゴムが劣化しそうですので使っておくことにしました。
この写真も重ねてみると、サドルの高さが大体同じくらいになったのが分かります。もう少し高くても良いかも知れませんね。一時期FP3でさらに高くして走っていたのですが、平地は良いものの、登りは踏めずに苦労しました。高い方が見た目も良いのですが高過ぎは踏めないので注意しましょう。