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プログラミングでメシが食えるか!?

ようやく風邪も治ってきたので、弾き語りの練習でも。。

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水曜日のお昼くらいから風邪で体調が悪かったのですが、ようやく復活してきました。しつこい風邪です。。風邪をひくと、サイクリングに行けませんし、弾き語りもできない・・・とムカムカしていたのですが、意外と咳も治まってきた感じなので、弾き語りしてみました。

バンコクでも人気の「最後の雨」を練習しています。なぜバンコクでこの曲が人気かといえば、日本人がよくカラオケで歌うからなのですが、タイ人は基本的にバラードが好きなようです。タイ人に「誰の歌?」と聞くと、「眼鏡の人」と答えてくれます。プロモーションビデオがカラオケで流れるのをみているのですねぇ(^^)。私はこの曲をほとんど知らなかったのですが、バンコク親分の宮沢さんが毎回歌うのを聴いていて覚えてしまいました。

この曲はメロディがシンコペーションの嵐で、正確に真似て歌うのは結構大変です。私は昔からギターもボーカルもコピーが苦手なので、実に適当に歌ってしまうのですが、さすがに最近は地元のプチライブでも歌うことがあるので、あまりにも違いすぎるのはまずいと思って、原曲もまじめに聴くようにしています。それでもどう演奏しているかは自分ではわかりにくいので、基本的にかなりの回数、録音して自分で聴き直します。これは家族からは不評で、ナルシストとか言われていますが、大きな勘違いです。スポーツでもなんでも、自分の様子を知ることが基本なのです。サイクリングでも仲間に動画を撮ってもらって自分でみると、ペダリングの悪さなどが良くわかるものです。音楽も同じです。

さて、オルタナには声楽の親分(しつれい!)もいらっしゃいますので、私がどうこう書くまでもないのですが、楽器演奏はともかく、歌は「こっぱずかしい」ものです。歌がうまい人って本当にうらやましい限りなのですが、下手でもそれっぽく聞こえるようには練習すればできる気がしています。基本がなっていないとかそういうことはさておき、録音して自分で聴いてみると下手さがよくわかります。初めて録音して聴いてみると、「自分の声ってこんな鼻声だっけ?」と声の質も気に入らないかもしれませんし、「音程がフラフラ」「言葉が聞き取りにくい」「音の切り方が曖昧」「気持ち悪いビブラート」など、基本的にほとんど全てが気に入らないくらい、ショックを受けるくらいでしょう。二度と聞きたくなくなるかもしれません。でも、それを乗り越えて、気に入らないと感じたところを少しでも気に入る方向に気をつけながら歌うだけでも、録り直すたびに少しずつ不満は減っていく感じになります。ちゃんと先生に教わればすぐなのかもしれませんが、自分で録音して聴いて注意するだけでも、時間はかかるものの、録音しないのに比べれば確実に少しずつまともになると私は信じています(?)。

私が「歌が少しはまともになりたい」と思ったのは、タマちゃんに誘われて一番最初に地元のプチライブに出た頃です。プチライブはバーのお客さん達が交代で演奏もする、というスタイルで、とても敷居が低くて楽しいものなのですが、やっぱり演奏して不快感を与えるのはいまいちだと思ったわけです。これでも大学時代は軽音でメタルボーカルも少しやりましたし、フォークギターは中学からやってましたから・・・と思ってライブに参加し、ライブが終わってしばらくするとダイジェスト動画が掲載されるのですが、それを聴いて自分の下手さに悲しくなりました。。で、それからまじめに(?)録音して聴いて、という練習をするようになったのでした。すでに3年以上やっている気がしますので、進歩の遅さには情けなさを感じますが。。とはいえ、なんでも適当にやるより、目的意識を持って取り組むのは楽しいものです!いつかそのうち、騒音公害でなくなる日を夢見て・・・。

あれ、書いていて自分でハードルを上げている気がしますが、、一応動画を貼っておきます。下手なのでボリュームゼロで写真だけでもどうぞ。。まだこの曲は録音7回目くらいですが、1回目に比べるとだいぶそれっぽくなっています。曲名に合わせて雨の写真をスライドにしてみましたが、実は雨の写真って意外と撮影していないもので、探すのに苦労しました。

実は最初にUPしたのから、こっそり録音し直したものに入れ換えました。テンポがダメダメだったのが気に入らず・・・

録音機材はいろいろ持っているのですが、結局ものぐさなので、TASCAMのGT-R1というマイク一体型デジタルレコーダーのオフマイク一発取りで、それをMacBookAirのGarageBandで空間処理(響かせる)して、おしまい、です。GT-R1にもリバーブはあるのですが、響きの質がいまいちなので、断然GarageBandのリバーブがいいです。

G1

オフマイクとオンマイクでは声の感じが少し変わり、オフマイクはか細い感じになりますが、まあ、それでも聞き苦しくないように頑張ることも良い気がするので(面倒なだけ)、気にせず一発取りですね。聴くときにはパソコンのスピーカーより、大きなスピーカーかヘッドホンが良いです。パソコンのスピーカーだとペラペラな音になるので、オフマイクだと余計下手に聞こえますので。なお、本当は当然ながら、ギターとボーカルを別に録音した方が歌がうまく歌えます。が、それだとライブでは駄目なので、意地でも一発取りします。大きなミスなく1曲最後まで行くだけで結構確率は低いものです。。さらに、歌詞とコードをプリントした紙を床に置いて、あぐらをかいて猫背でギターを弾きながら歌っているのも、声には良くないと思うのですが、まあ、ライブも似たような環境ですし(ものぐさなだけ)。。

こうやって、自分で演奏して歌って聴いてみると、駄目なところがとっても良くわかります。これと原曲を聞き比べると、思い込みで間違えて歌っているところに気付きますし、なにより、プロってうまいなぁ、と感心できます。まあ、簡単な趣味は長続きしませんからね。いつかは家族から「騒音」と呼ばれない日が来ることを信じて・・・。

こんなどうでも良いネタで、このボリュームを書けるのも、一つの能力だと思うのですよ(自己満足?)。

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