知っているのと使いこなせるのは別
»
最新の著書「ルーター自作でわかるパケットの流れ」の書評が、技術評論社のサイトで公開されました。
個人的には、ここの部分がとても好きです。
「知っているのと使いこなせるのは別」ということです。
私は勉強熱心でないので、得意そうに見られていることでも、実はあまり詳しいことは知りません。それこそ、ネットワークプログラミングのプロ、と自称しながらも、実はテクニカルエンジニアのネットワークの試験は一度受けて落ちたままです。。そもそもIT関連あるいはプログラミングに関しては学生時代に教わったこともありません。
それでも、なぜこうやってそれなりに(?)メシが食えているかというと、「興味を持ったことは、実際にやってみたから」だと思います。どれだけ知識として頭に入っていても、実際にやってみたことには勝てません。「百聞は一見にしかず」とも言えます。
ネットワークプログラミングに関して言えば、とにかくいろいろ作って実験してみました。理屈でどうのこうの言うより、「やってみたらこうだったよ」「動かして見せてあげましょう」と言う方がはるかに説得力がありますし、本当に作る際にも安心です。もちろん、裏付けがいらないというわけではありませんが。
他にも、事業部の立ち上げ、製品開発販売、求人戦略、著書執筆、ブログ、様々なお付き合いなど、何でも自分でやってみたことに関しては話ができますし、趣味でもなんでも同じです。
ネットワークプログラミングあるいはネットワークに関してもう少し深いところまで体験してみたい、という方は、是非本書のサンプルを動かし、さらにいろいろとカスタマイズしてみてください。ネットワークの楽しさが実感できることでしょう!
SpecialPR