古希を迎えた母との会話
どうでもいい話題です。。
先日母が古希を迎え、実家に顔を出してきました。私の多趣味な面とか、凝り性な面はほぼ母から受け継いだと言えるくらい、いまでも趣味に活きる母です。
実家についてお茶を飲みながら話をしていると・・・
母:「この間電話で話したけど、電動ドライバー、「ぼっしゅ」とかいうところのやつと、同じ感じでもっと安いのがあるのだけど、どっちがいいかな?」
私:「本当に使うの?」
母:「年取ると高いところのネジとか回すの大変なのよ。」
私:「まあ、Boschなら間違いないけどね・・・」
母:「でも、そのセットにはドリルがついてないんだけど。」
私:「ドリルも使うの?」
母:「高いところで、錐とか大変なのよ。」
私:「電動ドリル用じゃなくて、電動ドライバー用のを買えば大丈夫だよ。」
母:「やっぱり買うかねぇ・・・」
私:「じゃあ、誕生日プレゼントに本体とドリルとかをセットでプレゼントするよ。今から買ってくるから。」
ということで、他にも食材の買い出しも兼ねて父と買い物に出かけました。
父:「おかあさんは、優柔不断で、毎回決断できないんだよねぇ。」
私:「まあ、悩んでいるのが趣味なんじゃないの?」
父:「毎日、ああでもない、こうでもないと、聞かされる方の身にもなってくれ。」
息子:ギュイーン「パパ、このドライバー、電気(照明)がつくよ!」
私:「おぉ、そりゃ便利だね。部屋の隅とか結構暗いしね。やっぱりボッシュだな!」
父:「・・・」
無事に買って帰ると、早速充電し、使ってみるか、と温度計を掛けているフックのネジの増し締めをして「ガガガガガ」。。
私:「待った待った!ねじ山が潰れちゃうよ!」
と、見にいってみると、なんと!マイナスの平ネジ!!
私:「何でいまどき、マイナスの、しかも平ネジなの?」
母:「プラスだったんだけど、ねじ山つぶしてしまって、探したらそれがあったから。」
私:「うーん・・・まあ、電動ドライバーはプラスで使った方がいいよ。マイナスでもできないことはないけど、相当しっかり押さえつけないと。」
母:「あらそう。プラスねぇ・・・」
と、プラスネジを使っているところを探してました。。
70才のおばあちゃんの誕生日プレゼントに電動ドライバーをあげた、という、結構珍しいのではないかというお話しでした。。。
ちなみに、母はパソコンを使ってインターネットや写真管理などもやっていて、あまりにも質問の電話が多かったのでSkypeを使っていたこともありました。今は家族全員ソフトバンクで無料通話なのでそっちを使うことが多いのですが。パソコン関連の質問がくると大抵親子げんかになります。
母:「あれあるじゃない、あの・・・”あどべ”とかいうの?」
私:「あぁ、アドビね。東北弁かな?」
母:「その、”ぽとしょっぷ”でね・・」
私:「フォトショップね!」
母:「ワードを使って写真とかをうまく配置してはがきを作りたいのだけど、うまく張り付かないのよねぇ。」
私:「見ながらじゃないと説明できないよ。」
母:「あんた、パソコンのプロでしょ?」
私:「パソコンのプロじゃなくて、プログラムを作るプロだよ。」
母:「なんでもわかるかと思ってたよ。」
私:「ワードは俺が作ったものじゃないからわからないよ。そもそも好きじゃないし。」
母:「この・・・”ふぉるだ”っていうのかい?これを立ち上げても・・・」
私:「フォルダは立ち上がらないと思うけど。開くことかな?」
母:「画面を動かすのどうするの?」
私:「画面は動かないでしょう。ウインドウかな?それなら、ウインドウの上の方をマウスでドラッグして・・・」
母:「ドラッグって何?」
私:「左ボタンを押したまま動かすの!」
母:「むずかしいこというねぇ。。」
母:「なんか、固まったのだけど。」
私:「とりあえず、一度電源を切ってみようか。左下のスタートを押して。」
母:「なんでやめるのにスタートなの?」
私:「マイクロソフトに聞いてくれ!」
母:「最近、印刷機が調子悪くてねぇ・・・」
私:「プリンターね。印刷機って表現は新鮮だなぁ。。」
母と私で30分以上うまくいかかないと電話でやりとりしていると・・・
父:「もういいかげんにしろ!」
疲れます・・・。