「最高に仕事が楽しい」状態を定義する
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"A sense of urgency"(急がなきゃ!感覚)が仕事を楽しくする、というコラムを書き終えて、ふと考えました。
「最高に仕事が楽しい」とは、どんな状態だろう?
そこで思い出したのが、『ビジネスマンのためのメンタル・タフネス』。数年前に、アイティメディア会長藤村さんが@IT通信で紹介されていました。
著者は、スポーツ選手が「能力を最大限に発揮している!」と感じる瞬間の心理状態をIPS(Ideal Performance State)と名づけ、これを研究しています。聞き取り調査から得られた、『最高の行動をとれた時の心理状態』とは、このようなものでした:
- 精神的に落ち着いている
- 肉体的にリラックスしている
- 不安がない
- 意欲に溢れている
- 楽観的である
- 楽しんでいる
- 無理をしていない
- 直観に従い、自然にふるまっている
- 注意力が研ぎ澄まされている
- 集中している
- 自信に満ち冷静である
- 自分をコントロールできている
(ジム・レーヤー、『ビジネスマンのためのメンタル・タフネス』 p26より編集)
仕事を楽しむためには、「最高に仕事を楽しんでいる状態」をイメージするのも一策。ですのでこのリスト、ときどき眺めてみるといいかもしれませんね。本では、IPSに自分を持っていくための方策が提案されています。
(参考)
*ListFreak - ベストな心理状態(IPS)
起-動線 - ミニ書評・リンク集 - ビジネスマンのためのメンタル・タフネス
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