ソーシャルブックマークの企業内での活用
やはりというか当然の流れとして、昨今インターネットのほうではやりのソーシャルブックマークを企業内で活用できないかというアイデアが出てきている。(参考:「POLAR BEAR BLOG」「ベンチャー企業ではたらく男のブログ」 )
実は私もちょうど先日知り合いの営業から、企業内でソーシャルブックマークを使って外部のニュースのウォッチと共有をしている話を聞いたところである。その企業では、はてなブックマーク(はてブ)を使って毎日各自がチェックしたニュースを互いに交換して共有しているそうである。最近これがその企業への出入りの営業の方にまで広がってその知り合いの彼女も「毎日見ているニュースを教えて欲しい」と頼まれ、日々ニュースを『はてブ』にブックマークしているそうである。
ちなみにこの知り合いの営業は非常な情報通でネットのニュースやいろんなところを日々チェックしつつ毎日いくつものSNSで記事を書くというエネルギッシュな方なので、相手先が「この人の情報アンテナを使いたい!」と思ってこういう行為に出たと推測した。多分その企業ではこうやって他の会社の営業数名に声をかけることで、社員だけでなく同じ業界にいる外部の人の情報動向を見ているのだと思うが、これは非常に賢い方法だと思った。
日経などのニュースもカテゴリーに切ってチェックすることができるが、これらはマス向けなのでどうしても大枠な切り分けになるしかない。ニッチな業界やテーマを追うのは結構大変である。そんなときもある程度身近にターゲットを絞り込んだ上でソーシャルブックマークでどの分野のニュースに注目が集まるかを見れば、手軽に安価に業界の最新動向がつかめるかもしれない。
ソーシャルブックマークの企業内活用。まずは情報量が圧倒的に多い外部の情報を企業内部に取り込み共有する方法での活用のほうがよさそうである。逆に企業内情報をブックマークしようとすると、、、それはあまりうまくいきそうにない気がする・・・