コルビュジェさんのつくりたかった美術館
「コルビュジェの本を送ったんけど届いた?」とホワイトシップを立ち上げた頃から応援していただいている山崎氏からお電話もらった。
数年前からコルビュジェのプロジェクトを手がけている山崎氏がプロデュースされたコルビュジエさんのつくりたかった美術館は想像していたより小さくて、絵本のようかわいい書籍。
帯には「あなたもきっと、美術館に行きたくなります」とあります。
2007年に開催された「ル・コルビュジェ展」に行った時、それまで直線的なイメージが強かった彼の作品の中に、有機的な「ロンシャンの礼拝堂」の模型を発見し、急にコルビュジェさんに親近感を覚えたことを、書籍を読み進める中で思い出しました。
人やモノとの出逢いは、いつどんなシチュエーションで出逢うのかによって、関わり方が変わります。今回がきっかけで、改めてコルビュジェさんがまた身近になった気がしています。
書籍にはコルビュジェさんが美術評論家でもあった雑誌編集長宛てに、パリ現代美術館として「無限成長美術館」構想を綴った手紙が載っています。
実現しなかったこの構想、まさに「コミュニケーションアート」のコンセプトと同じではないですかぁ~!歴史的巨匠を勝手に白船ファミリーに入れようとしている訳ではありませんが(笑)、今コルビュジェさんとお話しすることができたとしたら、とても盛り上がるんじゃないかな~。
ご興味のある方は、是非お読みになって感想などお聴かせてください。気軽に楽しめるコルビュジェ入門です。
ちなみに書籍と並んで写っているのは、久しぶりにワークショップに参加して描いた「働くうえで大切にしていること2009・8・17版」
自然の摂理に則って、仕事をする。真理+ユーモア=無邪気。そんなイメージで描きました。タイトルは『私のやり方』
私は私のやり方で、誰もが自分のやり方で、望んだようにビジョン描き、思いを実現しながら人生を送ることができる。ホント、表現するって楽しいこと。
コルビュジェさんもきっと笑顔でうなずいてくれることでしょう