近江醤油店3
国道沿いで目の前に平和堂があるという最高の立地に醤油専門店を出したのですが、来店する人は少なく厳しい状態が続いていました。
当時は経営能力ゼロですので、「この怪しさではダメだな・・・」と思いながらどうにもできませんでした。
これが続くとマズイのは火を見るより明らかですが、得意の「まあ、何とななるだろう?」で終わっていました。(笑)
来店する人は少ないのですが、営業兼店長は店でボーッとしてるわけではなく、裏でいろいろ動いていました。
ギフトセットをまとめて売ってきたり、そういう営業の動きはしていましたので、それなりに売上は上がっていました。
それで来店するお客さんもありましたので、店舗を出している意味は大きかったのです!
あ、大きかったというのは大げさで、多少は店舗を出している意味もあったという程度ですね・・・。
今後の事業展開としては、店舗を出してすぐに支店を出していくことになるのですが、そうなると話がごちゃごちゃになってしまいますので、今日は近江醤油店の行く末を書くことにします。
その気になる行く末は・・・
見事に潰れました!(笑)
「何とかなるだろう」という考えで店長に任せっきりだったのですが、結局は何ともならなかったのです。
商品数が少ない上に、真ん中にテーブルがあるような怪しいお店です。
さらに私の経営能力もありませんので当然の結果ですね。
店長も頑張って動いていましたが、自分の給料と店舗の経費を出すまでは行きませんでした。
どれくらい営業していたかは覚えていませんが、半年から1年くらいで閉めたような気がします。
あっけない幕切れですが、今なら半年もたたずに閉店するお店はよく見かけますので、よく頑張ったことにしておきましょう。(笑)
店舗を出すならそれなりの準備や状態が必要です。
何も考えずに良い立地だけで店舗を出してもダメだということです。
赤字で終わりましたが、そういうお金では買えない貴重な経験をしたので、それでいいのです!
こんな経験は、なかなかできるものではありません。
まあ、経験するまでもなく考えたらすぐにわかることなので、わざわざ誰も経験しませんが・・・(笑)
先に店舗の行く末を書きましたが、店舗を出した直後の私の鼻息の荒さは勢いづき、店舗にとどまらず支店を出していくのでした。
さて、どうなることやら・・・