十代の人材の採用
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全盛期は従業員が何十人もいましたが、平均年齢は20代前半の若い集団でした。
最年少は16歳で、十代の従業員が何人もいました。
16歳、17歳となると、大半は高校生として遊び盛りの年齢ですので、その年で自分で仕事をして自立するのは偉いものです。
高校を卒業して大半が大学に進学し、親のお金で22歳まで遊び倒すことを考えれば、きつい仕事をするのは本当に偉いと思います。
ただ、そんな年代ですので、定着率は悪かったですね・・・。
ある日突然、辞めるという特徴も際立っていました。(笑)
しかも集団で辞めたり、連鎖的に辞めるという特徴もありました。
責任者に怒られたことがきっかけで、数人が一気に辞めたことがあったのですが、そのほとんどが十代でした。
16歳が何人かいましたので、平均年齢は17歳くらいだったと思います。
それぞれ仲が良かったので結束力も強く、辞めるとなってもそれは変わりませんでした。
仲間内の2、3人で応募してきて、一人が辞めると同時に全員が辞めることも当たり前のようにありました。
同時に辞めることがなくても、一人が辞めて一週間後に辞めるということもありましたね。
また、それまで何の関係がなくても、職場で仲良くなって、一緒に辞めていったことも一度や二度ではありません。
そんな所で結束力を発揮してくれなくてもいいんですけどね。(笑)
ちゃらんぽらんなのもいましたが、それらの年代の大半は頑張って仕事をしていました。
能力のある人材が何人もいて、将来を頼もしく思っていました。
でも、ある日突然、「重要な話があります・・・」と言ってきます。
その瞬間に嫌な予感がするのですが、残念ながら的中することになります。(笑)
「・・・で、いつまで仕事できるんや?」
「今日で辞めたいです・・・」
一般常識からすると、辞める二週間くらい前に言うわけですが、それは誰一人いませんでした。
最長で翌日ですね。(笑)
将来を見込んでいた人材が、何の前触れもなく今日、明日で辞めると言ってくるのです。
でも、引き留めることはしませんし、今日の今日辞めるという話でも、相手の意思を尊重して何も言いませんでした。
結局、十代の従業員を延べ何十人も雇用してきましたが、最終的に残ったのは一人か二人だったと思います。
会社や職場環境にも課題はあったと思いますが、なかなか難しいというか、読めないというか、採用には割り切りが必要な年代ですね・・・。
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