簡単そうに見えるけど、やってみると難しい。でも見てもやっても楽しいフットバッグ

　今回はフットバッグをご紹介します。名前を聞いてもピンとこない方が多いと思いますが、もしかしたらご存知の方が多いかもしれません。特にペプシコーラが好きな方は。なんでペプシコーラが好きな人が知っている可能性があるかと言うと2003年のペプシツイストのキャンペーンとしてフットバッグが付けられていたのです。

　どうでしょう、この画像を見て思い出した方も多いのではないでしょうか？私もフットバッグの名前を聞いた時には初めて聞くなーと思っていたのですが、ペプシのおまけということで思い出しました。

　この写真だと分かりづらいですが、このお手玉のようなものは「バッグ」と言います。フットバッグはこの「バッグ」を使って主に足を使ってけるスポーツの総称をいいます。細かく分けると

バレーボールのようなコートで、 ネットを挟んでバッグを蹴りあう「フットバッグ・ネット」や、 連続で蹴り続ける回数・時間を競う「フットバッグ・コンセキュティブ」 、 そして華麗な足技を競う「フットバッグ・フリースタイル」など、様々な競技があります 

（フットバック協会ホームページより抜粋）

　と言ったような種類があります。特に「フットバッグ・フリースタイル」が盛んに行われているそうです。これが見ていると何となく自分でもできそうなんですが、やってみると本当に難しい。まず基本のきとしてバッグを手から落として足の甲のあたり、つま先に乗せることから始めるのですが、これがうまく乗らない。実はこれにはコツがあって、バッグが足に乗る瞬間に少し足を下げて衝撃を和らげてあげるとうまく足の甲に乗せることができます。

　そしてさらに難しいのがこのバッグを蹴ること。バッグはお手玉のように物なので、サッカーボールとは違ってバウンドしません。なのでこのバッグをうまく蹴りあげるためには足首にスナップを利かせて蹴りあげることが必要になります。いまいちわかりにくいと思うので動画をご覧ください。

　ちょっとこれはレベルが高いですけど、フットバッグはこんな感じでバッグをリフティングのように操りながら、技を出して点数を競いあいます。

　とここでうまくいかない方に朗報。フットバッグには専用のシューズも売っています。それは靴のつま先の部分や土ふまずが平べったくなっているもの。これならしっかりとバッグを足のつま先に置くことができるようになる、はず。専用シューズはなかなか売ってないので、 アディダスのロッド・レイバーやリーボックのジー・ユニットが良いそうです。

　さてこのペプシコーラのおまけで火がついた！わけではなさそうですが、これをきっかけにフットバッグをやるプレーヤーが増えていったのも事実のようで、2004年には日本フットバッグ協会が設立されます。

 　そして毎年全日本大会も開催されているんです！それはなんと来週9月15日16日に東京江東区にある東京イースト２１で行われるとのこと。お時間ある方はぜひ観戦に行ってみてください。

Japan Footbag Championships

http://www.footbag.jp/jfc/2012/

　さらにフットバッグの競技者１０００人にチャレンジしている方もいます。以前インタビューもさせていただいた石田太志さんと言いまして、世界大会でも活躍されています。チャレンジの様子はこちらのブログをご覧ください。

http://www.ut-challenge.jp/c03/

　何となく難しそうだなと思う方もいるかもしれませんが、フットバッグはスペースがいるスポーツではないので、自宅や職場などちょっとした場所ですることができます。そしてみんなの前で華麗な技を決めることができれば拍手喝さい間違いなし！バッグはhttp://footbagmania.cart.fc2.com/からも買うことができます。

ぜひ皆さんも一度試してみてください！

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