恋愛相談はしても、人生相談はしない留学生たち
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無事TOEFLにパスし、大学に進学できたと思ったら、今度は死ぬほどの読書量と勉強量で焦りまくったわけですが、今日は勉強からはちょっと離れて「留学生たちの恋愛相談事情」について書きます。
事情といっても、90年代前半の話ですけどね(笑)。
留学生といえど、恋をします。国籍を越えて人を好きにもなります。時には皮膚の色や人種さえも関係なく、惚れてしまいます。国際結婚のカップルは周囲にたくさんいましたし、べつに珍しいものではありませんでした。
90年代前半の当時、つまり20年弱も前のことなので、インターネットもさほど浸透してませんでした。PCを持つ学生も、ギーク系なほんの一握りだけ。当然ケータイもないです。よって男女のコミュニケーションが多少不便なところがありました。
で、悩んだり、もだえたりして苦しいときは、留学生も相談する(される)ことになります。留学生同士とは限らず、アメリカ人にする(される)場合もあります。衣食住をともにするルームメイトだったりすると、ほとんど家族みたいな存在になっていきますから、照れや恥ずかしさは消えてしまいます。このへんの、恋愛とか片思いの悩みを聞いて欲しい気持ちはまさに国境も人種も関係なく、「一人の若者」共通の感情なんですね。
留学生同士で恋愛相談しあうようになれば、それは「英語力にほぼ問題がなくなり」、「留学生活に完全に馴染んできた」証拠でもあります。要は、恋愛で悩めるくらいの余裕が生まれてきたということです。
(留学生を含め)外人はみんな恋愛に積極的でイケイケであるかというと、そんなことはなくて、シャイな子もコンプレックスを抱える子もいろいろです。「彼女のあの発言(&行動)は、脈アリとみていいんだろーか?告白してもいいんだろーか?」という、いわゆる脈アリ判定の相談は、文明の利器が今ほど充実していなかった当時は難しかったですね。
「さりげなく、あの娘に気になる人はいるのかどうか、チェックしてもらえん?」という相談はされましたし、自分も頼んだことはあります。
で、付き合えば付き合ったで関係を相談されるわけです。もうエンドレス。日常茶飯事。
と、まあこのように、留学生もアメリカ人もフツーに恋愛や異性関係で悩み、相談をするという、なんらオチのないお話なんですが。なぜか、恋愛相談はしても、人生相談をすることはありません。ゼロ。
「誰と付き合うか」、「誰と生きるか(結婚とか)」は他人に相談はするが、「どう生きるか(進路、職、将来)」は一切相談をしない。その差は対照的なほどです。
では、なぜ留学生(&アメリカ人)らは人生相談をしないのか。
それは次回書きます。
つづく
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