ビジネスでの感動

皆さん、こんにちは。

私は生まれてからこの方、日記というものを書いたことがありません。

こんな私がブログを書くことになりました。間隔が空くことや継続性は気にせず、気楽に書きたいことがあるときだけ書くことにしますのでどうかよろしくお願いします。

ブログではありませんが、以前勤めていた外資系BIベンダーのメルマガに「BIこぼれ話」を連載していたことがあります。サイトにバックナンバーをまだ残してくれていますので今の内に読んでみて下さい。

http://japan.businessobjects.com/news/bistory_index.asp

インターネット初期の頃はメルマガもよく読まれましたし、コストのかからないチャネルとして活用されてきました。ところがここまでメルマガが氾濫し、中身が宣伝だけになってしまいますと読むだけ時間の無駄で、企業が発行するメルマガはほとんど読まれなくなったのではないでしょうか？そこで企業はコンテンツをリッチにし何とか読んでもらおうと必死ですが、見栄えがHTML形式でリッチになっただけで中身は変わらない、儲かるのはメルマガ請負広告会社だけといった悪循環に陥ってしまっていると思います。そこで無味乾燥な宣伝だけではなく何かしらの発見、感動を与えることができ、メルマガを愉しんでもらえればリードも増えるのではないかと思って始めたのがこの「BIこぼれ話」でした。

若い友人に、泉谷さんは「あーあ、今日は面白いことが無かった」と時々言っていますねと言われた事があります。私の言う「面白いこと」とは、新しい発見から来る感動です。こんな見方もあるのか、こんな理解の仕方もあるのか、こんな考え方もあるのか、こんなことが出来るようになったのか、など等が新しい発見であり、感動です。同じ仕事をする日々の中でも面白い日と、面白くない日があるわけです。仕事を通じて、自分が面白いと感じたことがあると、すらすらと筆が進み、案外この「BIこぼれ話」の連載は苦痛ではありませんでした。オルタナティブブログも企業のメルマガと同じように感動のないものになってしまわないよう、心の琴線に触れたことを書いて行きたいと思います。