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家庭ではチャンネル争いからタブレット争いが勃発

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モバイルを愛していますか?モバイル情報ブロガーの伊藤浩一です。

昔話で恐縮ですが、私の子供の頃は、一家に一台のテレビ、というのが常識で、このテレビのチャンネル権を巡って、毎日のように家族で争っていました。兄弟で喧嘩になることも多かったのですが、一台しかテレビがないため、結局仲良くテレビを観る、という落ちでした。

こんなチャンネル争いが繰り広げられていた昭和の時代から、現代の我が家では何が行われているかというと、タブレット争いです。家族間で、観たい動画コンテンツが違うため、タブレットの争奪戦になっています。我が家は、幸運なことに、家族の人数以上のタブレットがあるため、全員に渡すことはできるのですが、子供は際限なく観てしまうため、ロックをかけて使えなくしてあります。そうなると、ロックのかかっていないタブレットが一台だけあるため、それに殺到している、という構図です。

ある日の我が家では、小学生の娘がiPadでYouTubeを観て、高校生の娘がGALAXY Tab Sでdビデオを観て、私がXperia Z UltraでHuluを観る、という風景でした。娘のiPadを妻が取り上げて、自分でYouTubeを観始めてしまい、下の娘が泣き出したので、dtabを渡して、YouTubeを観せる、という、よくわからない状況になっていました。

昔のチャンネル争いのように、最終的に家族全員でテレビを観る、という落ちにはならないため、ちょっと寂しい風景ではありますが、自分の観ている動画がいかに面白いか、口々に喋りながら見ているので、これはこれでコミュニケーションの手段になっているようです。

また、タブレットの動画をテレビで観ることができるChromecastを導入していますので、皆で観たい映画やテレビドラマは、テレビに映して、みんなで観ています。

まあ、時代は変われども、家庭でテレビや動画を観る、というのは、一つのコミュニケーション手段として成立しているように感じます。10年もすれば、また、家庭でのテレビや動画の視聴環境は大きく変わりそうです。どんな争いが家庭で行われているか、想像もできませんが楽しみですね。

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