フルサイズミラーレスα7購入までの一眼レフ初心者の葛藤(前篇)
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モバイルを愛していますか?モバイル情報ブロガーの伊藤浩一です。
今回は、モバイルネタではなく、デジタルカメラネタです。モバイルに関しては、20年近く愛用していますが、カメラに関しては、初心者です。5年ほど前、後輩より、中古の一眼レフを譲ってもらったのが使い始めたきっかけでした。それまでは、コンパクトデジタルカメラを愛用する程度で、写真にはこだわりはありませんでした。
コンパクトデジタルカメラを使い始めたのは、結構早い時期でした。アップルから1995年に発売されたQuickTake 150というデジタルカメラを使ったのが最初です。当時は、アップルもデジタルカメラを発売していたんですね。その後、1996年発売のカシオのQV-100を使い始めて、2000年に発売されたMP3再生機能のあるFUJIFILMのFinePix 40i、2002年に発売された光学12倍ズームのLumix FZ1を使っていました。
カメラや写真にあまり興味はなく、ブログで使える程度のスナップが撮影できればいい、というスタンスでしたが、子供の写真を綺麗に撮りたいと考えるようになり、2008年にコニカミノルタのαSweet Ditigatを入手しました。こちらのカメラは2005年発売した機種で、3年前の中古ではありましたが、初めての一眼レフということで、なかなか使いこなせずに苦労していました。
そんなカメラ初心者が、一眼レフへの興味が大きくなったのは、アップルのユーザーモニター企画「StartMac体験モニター」で知り合ったブロガーの皆さんでした。アップル製品のモニター終了後、カメラに興味のあるメンバーで、「StartMac写真部」を結成していたのです。当時の私は、一眼レフをほとんど使っていませんでしたが、この写真部に参加することを決めました。もしかしたら、少しは一眼レフを使えるようになるかもしれない、という淡い期待を持って参加しました。
定期的にスナップ撮影会が開催されたのですが、カメラ好きのメンバーだけでなく、カメラ雑誌の編集の方や、プロのカメラマンの方も参加する機会もあり、写真への興味が一気に湧いてきました。今まで、何気なく撮影していた風景が、他の方が撮影すると全く違う風景になったからです。特に、プロの方の写真は凄いものがありました。
また、刺激を受けたブログもありました。「ダカフェ日記」というブログで、日常の家族の様子を一枚の写真で表現したブログです。家族の空気感が一枚の写真で表現されており、同じような写真を撮りたいと思って、ブログで推薦されていたレンズ、SIGMA 30mm F1.4を購入してしまったほどです(後日、ダカフェ日記を主催されている方とお会いすることができ、W-ZERO3ユーザーで、私のブログも見ていてくださったそうです)。
このレンズを購入して、また大きなきっかけがありました。αSweet DigitalとSIGMA 30mm F1.4で撮影した写真が、SIGMAのフォトコンテストで入賞したのです。その写真がこちらです。
こちらの写真は、しばらくSIGMAの製品紹介ページにてサンプルとして表示されていました。ビューファインダーもないカメラで、地面スレスレにカメラを置き、勘でピントを探しながら撮影した写真です。
SIGMAのフォトコンテストをきっかけに少しずつ写真を撮り始めました。しかし、ビギナーズラックで入賞した写真には、なかなか及ばないのが現状です。撮影した写真は、Flickrに公開しています。2008年からの写真が、400枚ほどになっています。
写真だけでなく、機材にも興味を持つようになり、カメラは、ソニーのαマウントのローエンド機種を歴代愛用してきました。α200、α550、α33、α37、NEX-C3と使ってきました。レンズは、安価なものではありますが、各種購入してきました。SIGMA 30mm、SONY DT 30mm Macro、SONY DT 35mm、SONY DT 50mm、SONY DT 16-80mm ZA、SIGMA 18-50mm、SAMYANG 85mm、SONY 85mm SAM、SIGMA 70-300mm、TAMRON A09 28-75mmです。
こんなデジタル一眼初心者の私に、衝撃的な製品の発表がありました。ソニーのα7/α7Rです。この衝撃から、購入までの葛藤は、後編にて。
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