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ノートPCを超えたAndroidタブレットREGZA Tablet AT703レビューその7・手書きにタブレットの未来を見た

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モバイルを愛していますか?モバイル情報ブロガー伊藤浩一です。REGZA Tablet AT703をお借りして、レビューをお送りしています。

いきなりですが、みなさんは、打ち合わせのときは、どのようなスタイルで行なっていますでしょうか。

パソコンをまず開く、というのがスタンダードな打ち合わせのスタイルの会社も多いでしょう。ただ、私の仕事の環境は古いためか、手書きメモを取る方が多いです。フリーハンドで、イメージを書くシーンが多いので、手書きの方が便利が場合が多いためです。仕事柄、時間軸を基準にして、そのタイムラインに肉付けしていく、というスタイルのアイデア出しを行います。

そういう打ち合わせのシーンに、私は、タブレットとパソコンを持ち込んでいました。タブレットはデータビューワとして、ノートPCは議事録端末として使っていました。しかし、相変わらず、紙やホワイトボードに手書きをする、というスタイルは併用していました。

それが、AT703を使い始めると、打ち合わせのシーンでは、AT703のみを使うようになってしまいました。基本は、全て手書きでメモを取っています。手書きで議事録を書きながら、アイデアメモを書きたいときは、新規の手書きメモを立ち上げてアイデアを書いて、相手に見せます。メモの途中で、ブラウザにて情報を表示させて、相手に見せる場合もあります。それら全てがAT703で済んでしまうんですね。

今まで、タブレットは、私にとって中途半端な存在でした。ビューワとしては身軽に使えるのですが、何かしようとすると作業がしずらく、結局ノートPCを選択していました。それが、手書き、という手段を入手することで、タブレットの存在が一変しました。アイデア制作端末になったのです。

原始的な手段である手書きではありますが、各社より、手書き機能を持つ端末が出始めています。その極端な例が、enchantMOONという国産手書きタブレットでしょうか。最先端のモバイル端末のタブレットにおいて、実は、手書きこそが、キラーツールになるのではないか、と感じています。iPadのようなバラエティに富んだマルチメディア端末としての方向性とは別の、手書きによる生産性の高いタブレットは、今後いろいろな可能性を感じます。

AT703は、まさにそんなタブレットの未来を感じることができる端末になっています。ぜひ、ご体験ください。

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