僕たちに本当に必要なのは便利な年賀状ソフトではなく、Excelを読めるプリントゴッコなんだ
どうもこんばんみ。
2016年の年初、人生初の差し込み印刷をしました。便利なんだかめんどくさいんだかよくわかりませんね。
そんな折、ふと思ったことがあります。
iPhoneの登場以来、インターネットに参加するための敷居はだいぶ下がったけど、十分に低いとは言い切れない。
これです。
リストを作って印刷するだけなのに、リボンの中からウィザードを探してあれこれといじくりまわしてやっとできる。
いまだにこれかよ、と。
年賀状を作るんであれば日本郵便の年賀状ソフトが便利ですけどね。いや、あれもなかなか面倒ですが。。。
なんかこう、ソフトウェアという部分を切り取ってみると便利になってるんですけどね。
ハードウェアも含めた、全体としての出来を見るとまだまだ相当めんどくさいと思ってます。
写真を撮るためにホームボタンを押して、カメラのアイコンあたりを上にスワイプしてシャッターボタンを押すって。
写ルンですより退化してるじゃないかっていう。
スマホのおかげで大抵のことは1台で済むようになりました。
でも、一つ一つの目的を達成するまでにかかる時間は確実に伸びてる気がします。
かといってガラケーにすると電話帳の管理が恐ろしくめんどくさいっていう。
やっぱり、何かをやろうと思うと専用機が一番楽です。
でも、専用機が単体であらゆる場所にあるデータを読み込む状況にはなっていないんですね。
ただ、今年からは大きな希望が持てます。
IoT です。
すでにバズワードの様相を呈しているIoTですが、あらゆるものがインターネットにつながっている。
そして、インターネットであることを意識せずに、インターネットを活用する。
これを実現する可能性があるわけです。
さらに、様々なセンサーやインターフェース、人工知能も急激に発展している様子。
こうなってくると、スクリーンすら持たず、それでいて何不自由なく使える電話も現実的になってきます。
そもそも、スクリーンを使ったインターフェースが妥協の産物なんではないかと思うんですよ。
電気がついてるとか、お湯が沸いたとか、直接見ればわかるものをスクリーンを通して確認するとか無駄なんです。
もっとこう、見えないものを見えないままに操れる状況がほしいわけですよ。
目で見えるものは直接見て、耳で聞けるものは直接聞く。
それでいて、人間の限界を超えた活動ができるということが理想ではないかと。
そのためにはスマホではダメなんです。
One for all ではなく One for One。
一つ一つのデバイスが単一の目的を果たし、それでいつつあらゆるものとつながっている。
あらゆる情報を活用するということができたら、インターネットはもっと簡単になるんじゃないかなという夢を持ってます。
まとまりもなく、ずらずらと書いてきましたが、これをもって僕の初夢ということでひとつ m(_ _)m
そういえば、そんなことを考えていたら enchant moon を思い出しました。
ウェブの企業がハードウェアを作ったことに驚いたものですが、今なら肌感覚でわかります。
部分の利便性から全体の利便性に発展しようとしたんでしょうね。
ウェブサイトを簡単、便利にしたのに、そこにアクセスするためのハードがめんどくさいんじゃ本末転倒。
それを解決するという発想はごく自然なのかなと思います。
今僕はインターネット活用におけるリテラシー格差を埋めてほしいという願いを、IoTに抱いています。