船上パーティーに向けてAzureのライトニングトークでネタにお困りのみなさまへ
ここ2週間ほど、まったく首が回らない状況が続いている。
いよいよ来週水曜日に迫ったTechEd 2010の準備に駆り出されているためである。
おかげでほぼ毎日更新していたこのブログの最長非更自己最高記録を更新してしまい、
私としても非常に不本意であると同時に、Azureの情報源の一部としてこのブログを
お読みいただいている方々にも、大変申し訳ないと思っている。
が、雑務その他に追われる中にあって、私が非常に楽しみにしているのが以前
このブログの投稿でもお知らせしたAzureコミュニティのキックオフ船上パーティーだ。
すでに我々からのソーシャルな経路でのお声掛けにより、イベント登録されている皆様には
申し込みの確認と当日の詳細に関するメールが送られていると思うが、その中に
ライトニングトーク登壇登録のご案内とFAQが含まれている。
確信犯的に長いメールを送りつけてしまい「これ印刷してもってけってか?!」との指摘
ごもっともで大変恐縮ではあるのだが、今回の参加型パーティーにご来場いただくにあたり
大事なことを記載しているつもりなので、ご容赦いただければと思う。
船上パーティーライトニングトークのご登録はこちら http://jaz.cloudapp.net から。
準備の都合で、船上パーティーへのもう指呼意味に加えて別途事前登録が必要だ。
TechEd本体でのライトニングトークや、船上パーティー自体への参加登録ではない。
なお、当日ご登壇された方には、Azure界隈で評判の高い @yyamada 氏の名著
「Windows Azure実践クラウド・プログラミング - for C#/Visual Basic/PHP」(3,360円)を
もれなくプレゼント!
当日は @yyamada 氏も乗船しているはずなので、希望すればサインももらえるかもしれない。
ライターとしてWINGSに参加したいという方も会場で積極的に話しかけてみていただきたい。
さて、今回船上で多数繰り広げていただきたいこのライトニングトーク、慣れている方には
いつもの話であろうが、「なにそれすごいの?」という方もいるかもしれないので、
スベらないためのTipsやAzureネタの参考になりそうなものを掲載しておく。
まずこちらは、同僚エバンジェリストの安納&奥主が、TechEdのライトニングトーク参加者
向けの事前説明会で使用した注意点&Tips資料。非常によくまとまっているので、
はじめての方も常連の方も、是非ご一読しておくことをオススメする。
※船上パーティーでのライトニングトークでは評価や優劣を競うことはしないのでご安心を
また、同じ趣旨ではあるのだが、高添の場合いくつか上記と相反することを言っている。
どちらが正しい、というものではなく、要するに多種多様。自分にあったプレゼンテーション
スタイルを貫いていただければと思う。ただ、1テーマを「5分」でまとめるライトニングトークは
60分前後の通常のプレゼンテーションとはひと味違った難しさがあるので、可能な範囲で
ネタを仕込んでいただきたい。
ライトニングトークのなんたるかを理解して、「やってみようかな…」というところまで
たどり着きながらも、Azureネタが思い浮かばない方のために、例えばこんなのどうでしょう?
というネタのリストを列挙してみた。
- はじめてのAzureデプロイではまったこと
- 企業?個人?Azure契約の悩みどころ
- Azure契約、課金の仕組み
- 無償でどこまでできるかAzure
- Visual BasicでのAzure開発
- Azure開発環境をタダでつくってみよう
- WindowsXPにAzure SDKを強引にいれるには
- AzureでのJava開発
- エクスプローラー拡張使うAzureストレージ
- VM Role を妄想してみる
- NetflixのようなPivotアプリをつくってみた
- Excelから使うAzureアプリ
- 意外と知らないDallasの仕組み
- PHP開発者のためのAzure
- Azureでmemcached
- Ruby開発者のためのAzure
- CDNの使い方
- CDNパフォーマンス測定
- Eclipse開発体験
- アプリをPinPointに登録しよう
- Azureを使ったmixiアプリ開発
- GAE開発者のためのAzure入門
- Force.com開発者のためのAzure入門
- Oracle開発者のためのSQL Azure
- mySQL開発者のためのSQL Azure
- Azureペーパークラフト早組テク
見るからに捨て案っぽいのも混ざっているが、数を出すのが大事かと思いあえて記載。
パターン化すると、ニッチで誰もさわってなさそうな技術エリアを紹介したり、オフィシャルに
マイクロソフトがいえなさそうなグレーゾーンを攻めたりするのがよさそげ。TechEd真っ最中に
本家を差し置いてAzure開発入門を正攻法でしゃべれる勇気のある人はあまりいないだろう。
もちろん、自分の得意ネタがあれば、Azureを絡めてお話しいただければそれで結構。
本が欲しいという理由でも、目立ちたい、マイクロソフトに一言いいたい、何でも結構。
臆することなくチャレンジしてみていただけると非常に嬉しい。可能な限りサポートしたい。
資料できてなくてもまずは話す意志がある旨、ご登録を。
今回の乗船名簿をみていると、メンバーの濃ゆさにワクワクしてしまう。
是非積極的にまわりの方々と交流を深め、Azureを梃子に世の中変えてゆくための
きっかけ作りを意図した素敵な企みを楽しんでいただきたいと思う。
最後に、ご案内のメールに記載していたFAQをこちらにも掲載しておく。
当日は遅れると乗船できないので、万障奥繰り合わせの上、横浜ぷかり桟橋に
ご参集いただきたい。
以下、参加登録されている方にお送りしたメールにも掲載したFAQの再掲。
■ライトニングトークについてのFAQ
・ライトニングトーク(LT)とは何ですか?
→特定のテーマについてごく短時間でプレゼンを行う発表形式です
・時間は何分ですか?
→5分間です。話し始めてから5分きっかり経過時点で強制的に終了となります
・テーマの制限はありますか?
→今回はできればAzureに関連した内容でお願いしたいのですが特に制限はありません
・誰でも登壇できますか?
→本船上パーティー参加者であればどなたでもご登壇いただけます
・別途登録が必要ですか?
→はい。イベント参加登録とは別に http://jaz.cloudapp.net/ からご登録ください
・登壇の意欲はあるのですが、まだ内容が決まってません
→お名前と仮のタイトルだけでも、先にご登録をお願いします
・登壇するメリットは何ですか?
→「Windows Azure実践クラウド・プログラミング」を登壇者全員に差し上げます
→※内容次第ではAzureユーザー会の中で、一目置かれる存在になります
・ライトニングトークには何名くらいが登壇する予定ですか?
→登壇者は今のところ20~30名程度を想定していますが、応募状況により調整します
・何名くらいが聴講しますか?
→船内にステージを5つ用意しています。聴講者数は概ね20名から100名程度です
・どういう方が聴講しますか?
→多くはAzureに詳しい方々ですので、ある程度知っていることを前提としても構いません
・どのような雰囲気で話すのですか?
→立食形式で食事やお飲み物を片手に気軽なスタイルでLTをお聞きいただくことになります
・発表資料の形式は?
→PowerPoint2010が入った投影用PCを用意しています。PPTXまたはPPTで作成ください
・発表時に使える機材環境をおしえてください
→40インチディスプレイ、投影用PC、マイクです。PCからの音声出力は事前にご相談ください
・資料はいつまでに用意すればよいですか?
→8月25日24時まで更新を受け付けます。それ以降のデータ更新は持ち込みPCで対応ください
・PCの持ち込みは出来ますか?
→可能です。自分のPCを使う場合にはVGA出力可能なPCをご用意ください
・ネットワーク接続はありますか?
→無線LANの用意はありません。また、沿岸部以外はe-mobile他の電波が届かないので
オンライン前提のデモはお勧めできません
・時間切れで言いたいことが伝えられないかもしれません
→最後にまとめスライドをご用意の上、途中をとばして強引にまとめるのがLTの常套です
・対外発表稟議が必要になるのですが
→LT登壇は匿名で構いません。本名での発表は必須ではありません
・発表した内容は公開されますか?
→登録時に「公開可能」の項目にチェックいただいた方の資料のみ、終了後公開されます
・当日の様子はUSTまたはtweetされますか?
→船上パーティとして制限するものではありませんが、ネットワーク環境がないため難しいと思います
→ハッシュタグは #jazug です。
・申し込み多数の場合はどうなりますか?
→Azureユーザー会とマイクロソフトによる選考を行います
・登壇順や発表場所は?
→当日、乗船時までにお知らせするようにします