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Azureの鼓動を肌で感じたいなら自腹ででも行くしかない。PDC09いよいよ受け付け開始

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プロフェッショナルなソフトウェア開発者を自称する方ならば、数年に一度開催される
PDCというカンファレンスはご存じであると思う。マイクロソフトの最新技術や将来の
方向性を、世界中の開発者の方々に伝える Professional Developers Conference が
今年も開催される。そして、その登録申し込みがいよいよ開始されたのである。
Pdc09

クライアントからサーバープラットフォーム、ゲーム機に至るまで多くの技術領域を
カバーするマイクロソフトだけあって見所は山ほどあるのだが、中でも昨年PDC08にて、
Ray Ozzieが衝撃的な発表を行ったWindows Azureが、1年後のPDC09で商用サービスの
開始を宣言することになっている。

これが、単なる1ベンダーの1製品の発表会ですまないことは、業界全体を揺るがす
クラウドの大騒ぎに巻き込まれている皆様であればおわかりになるはずだ。BASICで、
MS-DOSで、Windowsで、NTで、Officeで、世の中に変化を起こしてきたマイクロソフトが
クラウドコンピューティングに本格参入し、自社のビジネスモデルや製品ポートフォリオ
だけにとどまらず、協業パートナーやお客様にとっても変化の節目となる一大事なのである。

ちなみに、PDCは必ずしも毎年開催されるものではない。PDCの場でプロフェッショナルな
開発者の皆さんに伝えることが十分なボリュームで準備できなければ、やらないという硬派な
ポリシーのもと運営されているツンなカンファレンスなのである。そのPDCが2年連続で
開催されるとなれば、皆さんにお伝えすべき技術革新が急速に起こっていることの現れといえよう。

そして、カンファレンスおきまりの早期申し込み割引で、解禁直後の今ならなんと5万円オフ。

この厳しいご時世に日本から参加するのは大変かもしれないが、それなりな価値はある。
今のうちから大見得きって業務目標達成できたらご褒美にPDCに行かせてくれ!といった
交渉を上司としてみてはいかがだろうか。営業ならリゾート旅行の方がお好みだろうが、
プロフェッショナルを自称する開発者ならば、PDCの方が256倍以上嬉しいだろう。

当選確度は低いかもしれないが、Windows7アプリをつくってPDCに招待されちゃおう
キャンペーンに応募してみるのもよいかもしれない。11月に向けて盛り上がってゆく
雰囲気だけでも感じたいという方は、twitter公式アカウントをフォローしてみるのもよいだろう。

それでもやはりロサンゼルスまで行くのは厳しいという方は、TechEd09@横浜パシフィコ
お越しいただきたい。ただしこちらも残席わずか。登録はお早めに。

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