Scrum Gathering Tokyo 2013 パネルのノート
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相変わらず、野中先生のお話はすごくて、あとでちゃんとまとめるとして、メモしておきます。
資本主義が生き残れるのか、イノベーションがそれを延命するか、社会主義が再度別の形で現れるのか、という大きな話から、「原節子がイディア(理想、プラトン)で女房を見ると(実践、案外うまくやっている)」という冗句まで、とても楽しい時間でした。先生の言葉とアジャイルをつないでみます。
- 暗黙知: 朝会、デモ、場作り、見える化、ペアプログラミング
- サイエンスからアートへ: ソフトウェア工学からアジャイルへ
- SECIの回転: インテレション(スプリント)
- プラトンかアリストテレスか: 理論か実践か(まず実践ありき)
- 思いを持つこと: プロダクトオーナーの仕事、ビジョンを描くこと
- 共同主観を作る: 全員同室、リアルタイムで文書でなく
- 暗黙知を形式知にする: ふりかえりでKPTで言葉にする
そして、一番ぼくに響いたのは、
「もしかしたら正しいイディアはある、という理想を信じて、顧客と一体となって better に向かってやっていく。」
「日本人はもともと、いちがんとなって世のため人のため、というのが得意な実践派。明治維新もそうだった。」
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