タブレットだけで情報発信が簡単に出来るCMS(Joomlaジュームラ)
コンテンツ・マネジメント・システム(CMS)で制作されたホームページのほとんどが、PCでのページ作成を前提にシステムが開発されています。そのため、タブレットでCMSの操作やページ作成ができない場合が多かったのです。
■タブレットでページ作成ができますと・・・
CMSサイトの良さは、いつでも、だれでも、どこでも、簡単にホームページにアクセスしてページ作成や修正が出来る事です。ノートブックPCと公衆無線LANルーターがあれば、これが可能です。
ノートブックPCは一般的に重いという印象があります。でも、CMSはPCでないと使えないという不便さがあります。
もし、
お持ちのタブレット(iPadやNexus7など)で同じような操作ができるならどんなに楽でしょう。
通常、タブレット側にアプリ・ソフトをインストールしないとタブレットでページ作成ができないのです。また、それも出来ない場合が多いのです。
特に問題になるのは、タブレットで撮影した写真やその他データをCMSに直接アップロード出来ないという問題があります。
これらの問題が解決されれば、軽くて小さいタブレットでPCと同じような事ができます。
ホームページでの情報発信は、固定から移動型に成りつつあります。
ウエブデザイナーがホームページ作成ソフトで作る普通のホームページは、オフィスの机の上でPCを使いながら作ります。ページ作成で場所が固定されます。
CMSは、ノートブックPCと公衆無線LANルーターがあれば、ページ作成で場所を問いません。新幹線の中でも新しい情報をページに出来ます。
タブレットが登場して簡単にウエブを閲覧できる環境が整い始めてタブレットを使った情報発信やホームページ運営が求められ始めています。
タブレットの良さは、
1.小さくて軽いので持ち運びが便利
2.バッテリー駆動時間が長い
3.すぐに使える
4.価格が安い(Nexus 7は27800円)
タブレットは、ウエブで情報発信する、閲覧する上で自由を与えてくれます。
出張先のコーヒーラウンジで会議の打ち合わせ結果を社内イントラネットに投稿することも簡単に出来るようになります。
CMSは、多くの人が同時にログインしてページを作成できるメリットが有りますので情報ポータルサイトをタブレットを使って簡単に構築できてしまいます。
■タブレットでページ作成が簡単に出来るJoomla CMS
Joomla(ジュームラ)CMSはオープンソースです。ライセンス料金がいりません。Joomlaを使ってサイト構築が出来る人ならば、コストが発生しません。
Joomla 3.xバージョンを使いますとタブレットだけで情報発信ポータルサイトを運営できます。
Bootstrap Frameworkを使っていますのでレスポンシブデザインが標準になっています。
それ故、
スマートフォン、タブレット、PC端末で最適な表示ができます。情報をマルチディバイスで見せる仕組みはレスポンシブデザインのサイトであれば問題ないのですが、ページ作成や操作の面では問題があります。
Windows 8のタブレットであれば、通常のCMSでも対応できるのですがiOSやアンドロイドのタブレットになりますとタブレットに有るデータを取り出せません。
これを可能にするには、特別なアプリをタブレット側に導入する手間暇が発生します。
Joomla 3.xのCMSでは、タブレット側にアプリをインストールする必要がありません。そのまま、管理画面にログインすれば良いのです。
実際にNexus 7でJoomla 3.xを操作して新しいページ作成が出来る過程をこちらのページで説明していますので参考にして下さい。
Nexus 7でJoomla 3.xを操作してページ作成
http://www.joomlajp.org/cms/joomla-latest-news/1151-publish-pages-with-tablet-and-joomla3.html