フィリピン募金、皆様605人のリストと330万円を持ってフィリピン大使館に行きました。

フィリピン募金でご協力頂いた皆様の605名のリストと現金330万円を持ってフィリピン大使館に行きました。本当に皆様、有難うございます。皆様の想いがフィリピンに伝わればと思います。

ちなみに、民主党の寄付金は200万円だそうです。金額の問題ではないですが、彼らより、1.5倍多く貢献できたのかもしれません。

最初はフィリピン観光庁の対応だったのですが、皆様の想いを聞いて、特命大使のロペス閣下がでてきてびっくりしました。感慨深い一日でした。皆様有難うございます。感謝の 言葉しかありません。現地は我々が思っているより、大変らしいです。状況が悪すぎて、軍が中心になって活動しているようです。

フィリピン大使館からすると「クレイジーワークスという怪しい社名の人がフィリピンと縁もゆかりもないのに、605名の名簿と現金330万円を持ってきて、寄付して、写真を撮って、 帰って行った」ので、あらゆる意味で「訳が分からないよ」という感じでした。何度も、何をやっている会社なのか聞かれました。このように、ネットで募金を集めて持ってきた前例が 全く無かったようです。

たしかに、ぼくのようなオッサンが現金で何百万も持って、大使館にやってきたら、怪しい以外の何物でもないですね。。。ただの募金テロです。むしろ、情報商材の怪しい人みたいです。左に見えているのが、605名の皆様のリストです。

杉田 絵里子様、杉田研一郎様 ご夫妻の素晴らしいアレンジメントで今回このような機会を頂きました。フィリピンの事情にお詳しいご夫妻と、最も無駄なく使っていただく方法は、何かと 検討した結果「いちばん偉い人にきっちり渡すといい」とお話いただいたので、こういう形にしました。本当に本当にありがとうございました！

もともと、ぼくが４年前にサミーネットワークスのガラケーの開発受託していたときの担当者が杉田さんで、その嫁さんのえりこさんが、フィリピンでウェディング事業である エリスブライダルを運営していており、フィリピン大使館とパスがあったため、なんとかつながりました。 本当にありがとうございます。昔、ガラケーで作った乙女系恋愛アドベンチャーゲームやHTMLソシャゲがこういったことにつながるとは思いませんでした。

ロペス閣下は現地の財閥系っぽくて、終わった後、ぐぐったら資産100億ドル（１兆円）とか出てきますし、 wikipediaを見ると、傘下にテレビ局や発電所とかあって、吹きました。

自分の人生で、海外の政治家と英語で会談する機会があるとは思いませんでした。普段はひきこもって、ネット業界の人としか会わないのに。

さて、内訳は、前のブログに書いたとおり、皆様の合計が、 605名で3,222,556円、杉田夫妻が５万円を出していただき、ぼくが端数の２万円ちょっと出して、ちょうど330万円になりました。フィリピン大使館の領収書はこちらになります。

最近は、都知事の問題や、特定秘密保護法案などで、フィリピンの被害の報道は減りました。

しかし、報道は減っても被害は続きます。それは私たち、日本人が地震と原発の問題を通して、一番知っています。日本であれ、フィリピンであれ、家族や友人や家や仕事を、いきなり失った方々が沢山いるわけで、報道が無くなっても、時間がいくらたっても、亡くした家族も友人も家も仕事も帰ってきません。

皆様の想いが、大事なものをなくした方々に伝わることを一人の偽善者として、心から祈ってます。

ありがとうございました！

あと、前に言った日清さんはどーなったんだと聞かれますが、まじめにご対応いただいてますが、回答を公開するなとのことでした。現地の状態がかなりカオスなので、いろいろ問題があるようです。

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