スマートウォッチに思うこと
こんにちは、藤澤です。
初めましての方がほとんどだと思いますが、以前@ITさんなんかで連載をさせてもらったりしてました。これから色々と今時のネタをつぶやいていこうかと思いますので、よろしくお願いします。
Apple Watchが最初に発売されてからもうすぐ2年ですね。最初発表された時は、高級ブランド時計の市場にアップルが進出くらいの勢いでした。高級ブランドもスマートウォッチを続々と発表して、アップルに対抗しようとしているように見えました。
しかし、その後を調べてみると発表はしたけれど、発売までは至っていないところが多いようですね。
IDCの12月に発表された「2016年第3四半期 世界ウェアラブルデバイス市場規模を発表」によると、ウェラブルデバイス市場の96.0%が腕時計とリストバンド型になるそうで、その中でもスマートで何でもできるタイプよりも目的を絞ったベーシックタイプが価格などの優位点もあって売れているようですね。私もリストバンド型の活量計を使っていて、「それ何?」と聞かれた場合には勝手な呼び名ですが「インテリジェント万歩計」と答えています。
私の個人的な意見ですが、腕時計とは極めて趣味性の高く蒐集家も多く存在するものなので、まだアーリーアダプターがほとんどを占めているものでかつ寿命も短命であるものは、市場としては未成熟なんだろうなと思います。「スマートウォッチ」で市場を一括りにするにはちょっと無理があったのではないかと感じています。
これはアップルが悪いわけではなく、色々な調査が一気にスマートウォッチで盛り上がってしまった結果ではないかと思います。
現実はウェラブルデバイスのリストバンドタイプで運動や睡眠を計量できるものが市場の大半を占めているような状況と感じています。腕時計よりもアクセサリーと言ったほうが良いかもしれません。アクセサリー的に使うことで、女性が多く使い結果的に市場を牽引することにもなるかと思います。
スマートフォンと同じことが求められているわけではないので、目的をきちんと絞らないとスマートフォンとの差別化は難しいのではないかと。
とはいえ、非常に魅力的な分野ではあるので色々と注視していきたいと考えている今日この頃です。
どうでもいいことですが、私の希望としてはウルトラ警備隊が使っていた腕時計型テレビ電話を商品にしてもらえないかなぁと思ったりします。仮面ライダーの本格変身ベルトみたいに。(笑)マニアには受けると思いますが、数はでないですね。(笑)