英銀行Barclaysがモバイルアプリ「Pingit」で決済サービスを提供へ
»
イギリスの銀行Barclaysがモバイル端末向けのサービス「Pingit」を拡充した。
Pingitは同行が2012年に提供を開始したモバイルアプリで、当初はBarclaysの銀行口座を持つユーザーが同アプリから送金できるサービスとしてスタートした。新たに加わる2つの機能はこれを拡充するもの。ともにモバイル決済で、1つ目は、QRコードからショッピングできる「Pay It」。広告などに付いているQRコードをスキャンして、その商品をPingitで購入するというサービスだ。2つ目は、モバイルサイトにある「Pay Now with Pingit」を押すと、自動でPingitアプリが立ち上がり、セキュリティコードを利用してモバイル端末上で決済ができるというもの。
PingitはAndroid、iOS、BlackBerry向けにアプリが公開されており、すでに180万回のダウンロードがあるという。モバイル決済では、Squareなどのベンチャー、GoogleやPaypalなどが積極的にプッシュしているが、金融機関側の取り組み例として興味深い。
SpecialPR